台湾の各地域にはその街を代表するような人気夜市があるものです。例えば台北の士林夜市、台中の逢甲夜市、台南の花園夜市などが有名ですね。では高雄を代表する夜市はどこ? と聞かれたらまず名前があがるのは「六合夜市」ですね。規模の大きさもさることながら、1950年前後に始まったという歴史のある夜市でもあります。またMRT美麗島駅から徒歩圏內というアクセスの良さも人気の要因でしょう。高雄に来たらぜひ行ってみたい夜市ですね。今回はその六合夜市から人気の串焼きの屋台「六合烤肉之家」を紹介したいと思います。
六合烤肉之家
六合夜市の人気串焼き屋台
六合夜市が開催される六合二路に中山一路から入って少し歩いた場所に屋台を出して営業している「六合烤肉之家」。まだ明るいうちからお客さんがかなり集まっています。
「六合烤肉之家」は串焼きの屋台。鶏肉がメインですが牛、豚、羊、それにピーマン、トウモロコシ、シイタケなどの野菜の串焼きもあります。
屋台の脇にボウルが置いてあるので、これに自分で食べたい串を取っていきます。
ちなみに値段はこちらのメニューに書かれています。
けっこういろんな種類がありますよ。豆干、米血、黑輪などは台湾ならではの食材ですねー。
ボウルに食べたい串を取ってお店の人に渡したらその場でタレを付けて焼いてくれます。出来上がるまでちょっと時間がかかるので待っていましょう。
基本的にテイクアウトのお客さんが多いのですが、一応道路の中央にテーブルが用意されているのでイートインすることもできますよ。
いろんな串を買ってみました
出来上がったらお店の人に呼ばれるのでお金を払って商品を受け取りましょう。この日はテイクアウトしてホテルでいただきました。もうこの時点でいい香りが漂ってきますよ!
選んだ串はこちらです。後で気付いたのですが野菜を選んでなかった(笑)。
烤雞腿(80元)、七里香(30元)、烤米血(15元)、烤培根串(40元)、烤黑輪(10元)
これは「烤培根串」。ネギをベーコンで巻いたものです。ネギがシャキシャキでいい食感。
いかにも焼き鳥っぽいこちらは「七里香」。鶏のお尻の部分のお肉、いわゆる「ぼんじり」ですね。これが脂がのってウマいんですよ。もっと買っとけばよかった。
この黒いはんぺんのような串は「烤米血」。米血というのはもち米を豚や鴨で固めたものです。そう言うとちょっと敬遠してしまいそうですが、滷味や鹽酥雞ではお馴染みの食材なのです。臭みはなくお餅のような食感でけっこう美味しいんですよ。
丸くて薄いこちらの串は「烤黑輪」。台湾では「おでん」のことを指しているのですが薩摩揚げに近い練り物ですね。これが個人的に大好きなので滷味や鹽酥雞を買うときもついつい選んでしまいます。
飛びぬけて値段の高い「烤雞腿」。雞の腿焼きの串です。他の串に比べてずっしりと重量感があります。
はっきり言って串に刺さない方が食べやすいんじゃないかと思ってしまいますね(笑)。タレのいい香りが食欲をそそってこれはもう間違いない美味しさ。皮は香ばしくて中のお肉はとってもジューシー。食べ応えもありますよ。
買ってその場で食べてもいいし、ホテルが近いなら持って帰ってお酒といっしょにいただくのもいいですね。ビールによく合いますよ!
店舗情報
住所 | 高雄市新興區六合二路40號 |
営業時間 | 17:00~01:00 |
休日 | |
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