台湾を代表する観光地として人気の高い街と言えば「花蓮」ですね。中でも太魯閣(タロコ)で見ることができる迫力ある大自然の姿は壮観そのもの。また七星潭の美しい海岸線を眺めながら自転車で走るのも気持ちがいいものです。花蓮にはそんな魅力的な観光スポットがたくさんあります。そしてもちろん食べる方も大きな楽しみの1つですよね! 名物の扁食(ワンタン)、東大門夜市の原住民料理など花蓮グルメも思う存分満喫しましょう。というわけで今回は花蓮で食べたいおすすめグルメ20店を紹介したいと思います!
目次
公正包子
花蓮グルメといえば絶対に外せない「公正包子」。間違いなく5本の指に入るであろう花蓮の人気店です。早朝から夜9時ごろまで営業していて朝、昼、晩とも食事時には地元の人のみならず国内外からの観光客で賑わっています。ほとんどのお客さんのお目当ては小籠包。よく知られる薄皮でスープたっぷりの小籠包とは違ってフカフカの生地にジューシーな餡が詰まったミニ肉まんタイプ。パクパクといくつでも食べれてしまう美味しさです。
食レポ:【公正包子】花蓮に来たら外せない! ミニ肉まんタイプの小籠包
住所:花蓮市中山路199-2號
営業時間:6:00~21:00
休日:
周家蒸餃
小籠包で有名な花蓮の人気店「公正包子」と軒を並べて営業する「周家蒸餃」。おとなりの「公正包子」に負けず劣らずこちらも人気もかなりのもの。焼き餃子とも水餃子とも違うセイロで蒸しあげたしっとりジューシーな「蒸餃」はぜひとも食べてみてほしい美味しさです。またふっくらとした生地に旨味たっぷりの餡が詰まったミニ肉まんタイプの小籠包もおすすめです。
食レポ:【周家蒸餃】花蓮に来たら必ず食べたい公正街の蒸し餃子とフカフカ小籠包
住所:花蓮市公正街4-20號
営業時間:24時間営業
休日:
液香扁食店
あまり知られてないかもしれませんがワンタンは花蓮の名物の1つ。花蓮では「扁食」と呼ばれ、実際に花蓮に行くとワンタンのお店がたくさんあります。そんな数あるワンタンのお店の中でも特に人気のあるのが信義街に店舗を構え、80年以上の歴史を持つ「液香扁食店」。メニューはずばり扁食(ワンタン)のみ。1杯に10個ほどのワンタンが入っていますが一口サイズでツルリと食べれてしまう美味しさです。
食レポ:【液香扁食店】創業80年以上の老舗で花蓮名物の扁食(ワンタン)を食べよう
住所:花蓮市信義街42號
営業時間:10:00~13:30、16:00~20:30
休日:日
戴記扁食
花蓮の名物料理であるワンタン(扁食)の老舗であり人気店でもある中華路沿いの「戴記扁食」。故蔣經國総統が花蓮を訪れるたびに立ち寄って食べたと言われるワンタンは薄皮で中の豚肉餡が透けて見えるほど。一口にちょうどよいサイズのワンタンは食べるとでプリプリとした食感でとってもジューシー。揚げネギの風味がよい薄味のスープも美味しくて、次、また次とパクパクといただけてしまいます。
食レポ:【戴記扁食】ワンタン入りスープ一本で80年以上続く花蓮の人気店
住所:花蓮市中華路120號
営業時間:10:00~20:30
休日:水
鵝肉先生
花蓮グルメとして間違いなく5本の指に入るであろう中山路沿いにあるガチョウ肉の人気店「鵝肉先生」。ここへ来たら食べたいのはもちろん鵝肉(ガチョウ肉)。柔らかくて脂身の少ないお肉が好みなら「前段(胸肉の部分)」、脂多めでジューシーなお肉が好みなら「後段(腿肉の部分)」がおすすめ。好みのお肉を選んで注文しましょう。お肉の他にもガチョウの腸、心臓、肝といったモツ系の料理もあり。
食レポ:【鵝肉先生】花蓮に来たら必ず行きたいガチョウ肉の超人気店
住所:花蓮市中山路259號
営業時間:11:00~20:30
休日:木
炸蛋蔥油餅 藍色車老牌創始店
花蓮の名物小吃の1つ「炸蛋蔥油餅」。一般的な蔥油餅と違うのは油で揚げた半熟卵をトッピングしているところ。食べると黄身がトロリと流れ出して見るからに美味しそうです。花蓮には蔥油餅街と呼ばれる蔥油餅のお店が集まる場所があり、中でも人気を二分するのが通称「藍車」「黃車」と呼ばれる2軒のお店。その内創始店を名乗るのが「炸蛋蔥油餅 藍色車老牌創始店」。いつも行列の絶えない人気店です。
食レポ:【炸蛋蔥油餅 藍色車老牌創始店】花蓮の蔥油餅街で食べた半熟卵入りの絶品蔥油餅
住所:花蓮市復興街110巷2號
営業時間:13:00~19:00
休日:水
炸彈蔥油餅 黃車
花蓮の蔥油餅街と呼ばれる場所で営業する「炸彈蔥油餅 黃車」。「蔥油餅街」という名前からも分かるようにたくさんの蔥油餅のお店があるのですが特に人気なのがすぐそばで並んで営業する2軒のお店。屋台の車の色から通称「藍車」「黃車」と呼ばれています。一口食べるとトッピングされた半熟卵から黄身がとろ~り。その黄身と甘辛いタレが相まった蔥油餅は絶品の美味しさです。
食レポ:【炸彈蔥油餅 黃車】青い車と黄色い車、2店並んで営業する花蓮の超人気蔥油餅
住所:花蓮市復興街102號
営業時間:13:00~18:30
休日:
蔣家花蓮創意官財板
東大門夜市の人気屋台の1つ「蔣家花蓮創意官財板」。台南の名物料理である「官財板」は食パンをくり抜いてシチューを流し込んだ食べ物というイメージですが、こちらはバリエーションが非常に豊富。「黑椒牛肉」「蔥爆牛肉」「泡菜豬肉」「宮保雞丁」「沙拉鮪魚」「南瓜海鮮」などなど興味深いメニューがズラリと並びます。どれも美味しそうなので1つに絞るのが難しい!
食レポ:【蔣家花蓮創意官財板】花蓮東大門夜市の夜市のバリエーション豊富な官財板
住所:花蓮市明義街1-47號附近 (東大門國際觀光夜市自強夜市内)
営業時間:16:30~23:30
休日:月
林記燒番麥
東大門夜市で高い人気を誇る屋台「林記燒番麥」。番麥というのはトウモロコシのこと、つまり焼きトウモロコシのお店です。山積みされたトウモロコシの中から自分で好きなものを選んで焼いてもらうという注文システムも独特。日本にも焼きトウモロコシはありますが味は全く別物。何と言ってもトウモロコシに塗ったタレがとにかく美味しい。東大門夜市に来たらぜひとも食べてもらいたい一品です。
食レポ:【林記燒番麥】甘辛いタレが絶品! 花蓮東大門夜市で食べた焼トウモロコシ
住所:花蓮縣花蓮市中山路50號(東大門夜市:原住民一條街 區號E1)
営業時間:17:00~23:00
休日:
山東豆漿大王
花蓮市中心部の繁華街からやや北、林森路を過ぎた博愛街沿いで営業する朝ごはん屋さん「山東豆漿大王」。地元ではよく知られたお店で朝早くから多くのお客さんで賑わっています。台湾の朝ごはん屋さんではお馴染みの蛋餅、燒餅、饅頭、油條(中華風揚げパン)、鍋貼(焼き餃子)などメニューはいろいろありますが、ぜひ食べたいのは「餡餅」。パイのようなサクサクの生地にジューシーな豚肉餡が詰まったおすすめの一品です。
食レポ:【山東豆漿大王】ズッシリと豚肉餡が詰まった餡餅が美味しい花蓮の豆漿店
住所:花蓮市博愛街263號
営業時間:6:00~11:00
休日:火
啦外小吃
東大門夜市の最大の特徴の1つが原住民料理を食べることができるということ。「啦外小吃」はその原住民料理を提供する屋台の1つです。通常のお店と違って店頭に並んだ食材を見ながら注文するのも楽しい体験です。田貝や鹹豬肉などさまざまな原住民料理が楽しめますが、中でもトビウオを1匹まるごと油で揚げた「轟炸飛魚」は見た目のインパクトあり! もちろん食べても美味しいですよ。
食レポ:【啦外小吃】花蓮の東大門夜市で原住民料理! トビウオの塩焼きを食べたよ
住所:花蓮縣花蓮市中山路50號(東大門夜市:原住民一條街
営業時間:17:00~23:00
休日:
紅花大香腸
東大門夜市の「各省一條街」にある香腸の屋台「紅花大香腸」。高梁紅麴、馬告、飛魚卵、蒜味など一風変わった香腸がいろいろとありますが、中でも面白いのは大腸包小腸ならぬ「大腸包鹹豬肉」。糯米(もち米)のソーセージに香腸の代わりにこんがりと焼いた豚バラ肉を挟んだ独特の1品。塩気の効いた豚バラ肉が糯米(もち米)によく合って大腸包小腸とはまた違った美味しさがあります。
食レポ:【紅花大香腸】香腸の代わりに豚バラ肉を挟んだ大腸包小腸ならぬ「大腸包鹹豬肉」
住所:花蓮市東大門夜市各省一條街F48
営業時間:18:00~23:30
休日:火
廟口紅茶
店名の通り「花蓮城隍廟」という廟の向かいに店舗を構える「廟口紅茶」。店頭には「紅茶」「杏仁」などと書かれたパイプがズラッと並び、2階からパイプを通って飲み物が流れてくるというかなり変わったお店。メニューはサンドイッチや蛋餅など朝ごはん系の食べ物が中心ですが営業は夜遅くまでやっています。正直食べ物よりもレトロな建物やお店の雰囲気を味わってほしい場所です。
食レポ:【廟口紅茶】パイプの中を紅茶が通る花蓮の老舗に行って来ました
住所:花蓮縣花蓮市成功街218號
営業時間:6:00~23:00
休日:水
黎明紅茶
「花蓮四大紅茶」と呼ばるお店の1つ「黎明紅茶」。お店の雰囲気は同じく「花蓮四大紅茶」の一角である「廟口紅茶」にそっくりです。しかしながら地元の人に言わせると観光客は「廟口紅茶」に行くが地元の住民は「廟口紅茶」に行くんだとか。メニューはサンドイッチや蛋冰などこちらも朝ごはん系が中心。ちょっと面白いのが「小西點」。いわゆる台湾マカロンですが長細い形が独特です。
食レポ:【黎明紅茶】花蓮四大紅茶の1つ、創業30年以上の老舗に行ってみた
住所:花蓮市南京街185號
営業時間:6:00~18:00
休日:
心地日常
台北にも支店がある花蓮の有名スイーツ店「心地日常」。酒釀(チューニャン)と呼ばれるもち米を発行させたものを添えた雪花冰「桂花蜜酒釀雪花冰」が看板メニュー。上海出身のオーナーの両親が作っていた味を再現したという酒釀は自家製で毎日お店で作っています。甘酒のようにほんのり甘い酒釀と桂花蜜(キンモクセイのソース)で食べる雪花冰は他ではちょっと食べられない美味しさですよ。
食レポ:【心地日常】古民家を改装したお店で食べた一風変わった酒釀のかき氷
住所:花蓮市博愛街213號2樓
営業時間:月~火13:30~21:00、木~日13:00~19:00
休日:水
五霸焦糖包心粉圓
花蓮のスイーツ店の中でも特に有名なのが「五霸焦糖包心粉圓」。メディアにも度々取り上げられる超人気です。「包心粉圓」というのは中に餡が入ったタピオカのことで、餡の種類も「芋頭(タロイモ)」「紅豆(あずき)」「花生粉(ピーナッツ)」「抹茶」「黑芝麻(黒ゴマ)」「芒果(マンゴー)」「桂圓(龍眼)」など多種多様。これらを氷で覆ってキャラメルソースと練乳をかけたものが看板メニューの「五霸包心粉圓焦糖煉乳刨冰」。
食レポ:【五霸焦糖包心粉圓】メロンパンのような見た目の花蓮の名物かき氷
住所:花蓮市博愛街165號
営業時間:10:30~22:30
休日:
正當冰 五角大廈
食材や製法にたいへんなこだわりを持つことで知られる花蓮の人気アイスクリーム店「正當冰 五角大廈」。東大門夜市や台北の北投にも支店があります。チョコレートやイチゴなどオーソドックスなものから埔里百香(パッションフルーツ)や花蓮芋(タロイモ)といった台湾らしいフレーバーまでバリエーションも豊富です。ちなみにお店には猫が多数放し飼いされています。
食レポ:【正當冰 五角大廈】花蓮で食べた素材にこだわった「正義」のアイスクリーム
住所:花蓮市中福路147號
営業時間:月~金13:30~17:30、18:30~21:00 土~日13:30~21:00
休日:
西瓜大王
シンプルかつインパクトのある店名の「西瓜大王」。中山路沿いで営業するカットフルーツ、フレッシュジュースのお店です。実は西瓜(スイカ)以外にもいろんなフルーツを扱っているのですが、やっぱりここで注文したいのはカットスイカにスイカジュースですね。特に注文を受けてその場でスイカをミキサーにかけて作るストレートのスイカジュースは甘さ抜群でゴクゴク飲めてしまう美味しさです。
食レポ:【西瓜大王】花蓮にあるスイカがメインのちょっと変わったお店
住所:花蓮市中山路281號
営業時間:10:00~22:00
休日:
妙不可言果汁店
東大門夜市にはジュース屋台もたくさんありますがその中でも高い人気を誇るのが「妙不可言果汁店」。新鮮な果物を使ったフレッシュジュースが専門で木瓜(パパイヤ)、番茄(トマト)、香焦(バナナ)、芒果(マンゴー)、葡萄柚(グレープフルーツ)などメニューはとってもバラエティに富んでいます。中でもおすすめしたいのは酪梨牛奶(アボカドミルク)。甘さ控えめ、濃厚でとっても美味しいですよ。
食レポ:【妙不可言果汁店】花蓮の東大門夜市のジュース屋台で飲んだアボカドミルク
住所:花蓮縣花蓮市中山路50號(東大門夜市內の自強夜市)
営業時間:17:30~23:00
休日:
億大雪花冰
東大門夜市の自強夜市エリアにある雪花冰の屋台「億大雪花冰」。削る前の氷を冷凍庫に入れて店頭に置いてあり、お客さんはその氷を見ながら注文することができるというシステム。その氷というのがミルク氷の中に果汁の氷があり、さらにフルーツをそのまま埋め込んでいるという非常に鮮やかな見た目。この氷を削るとどんな出来上がりになるんだろうと想像しながら注文するのが楽しいですね。
食レポ:【億大雪花冰】花蓮東大門夜市のフルーツを埋め込んだ鮮やかな雪花冰
住所:花蓮市中山路50號(東大門夜市內の自強夜市)
営業時間:18:00~22:00
休日: