MRT台電大樓駅を出るとすぐ羅斯福路の北側、古亭國小という小学校の脇に「龍泉市場」という市場があります。あまり紹介されることもないので知らない人も多いと思いますが、観光客はほぼ見かけないローカルな雰囲気が楽しめるのでちょっと散歩がてら歩いてみるのも楽しいと思います。市場には飲食店なんかもあるのですがこういう場所のお店がなかなか侮れない。というわけで今回はここ「龍泉市場」で営業する穴場の小吃店「龍泉深海鮮魚湯」を紹介したいと思います。
龍泉深海鮮魚湯
龍泉市場の裏口の小さなお店
大通りの羅斯福路側とは反対の小さな路地に面した龍泉市場の裏側の入り口付近で営業している小さなお店が「龍泉深海鮮魚湯」。
こちらがそのお店。見たところテイクアウトがメインのようですがイスやテーブルがあってわずかにイートインスペースも作られています。
奥へ入っていくと龍泉市場の中へ。大通り側へと続いています。
店名の「深海」っていうのが気になる(笑)。別に深海魚を使ってるわけではないと思うんですが。
店頭には美味しそうなお惣菜がいろいろと並べられています。このへんはやっぱり市場のお店といった雰囲気ですねー。
さらにキツネ色に焼かれた鶏が丸々1匹吊られております。
こちらがメニュー。けっこう品数が多いのでビックリ。特にご飯ものは赤燒肉飯、雞肉飯、焢肉飯、滷肉飯などなどバリエーション豊富です。スープや麺もサバヒー入り、牡蠣入りなど充実しています。
ジューシーな鶏もも肉と海鮮味噌汁
注文したのはこちらです。鶏もも肉、海鮮味噌汁、それに魚鬆(魚のデンブ)をご飯にかけた魚鬆飯。実は後で分かったのですがメニューは白板に書かれたものと木の板に書かれたものの2種類あって、白板は日中のメニュー、木の板は夜のメニューらしいのです。この日は日中に来たのですが鶏肉は本来夜のメニューだったのかも。知らずに注文したら出してくれたのですが・・・ 一応注文するときは確認してみた方がよいかもしれません。
好吃雞肉・腿(60元)、味噌魚湯(70元)、魚鬆飯(80元)
メニューの名前が「好吃雞肉」。つまり「美味しい鶏肉」という意味。1皿50元ですが腿部分だと60元です。自分は腿部分が好きなので60元の方を注文。皮がいい具体にキツネ色に焼き上がった鶏肉、これがもうとってもジューシーでウマい。食べると旨味が口の中にあふれ出てきます。
ちょっと珍しいので注文した「魚鬆飯」。ご飯の上に魚のデンブがたっぷりとかかっています。南部に行くと米糕のトッピングでよく見かけますねー。濃厚な魚のフレークがけご飯のようでこれまた美味しい。おかわりしたいくらいなのですが80元と実はけっこうな値。鶏肉より高いんですよね。
店名が「龍泉深海鮮魚湯」なんだからやっぱり食べないわけにはいかないでしょう、というわけで「味噌魚湯」を注文。海鮮味噌汁のような感じで日本人なら間違いなく好きな味。レンゲで食べるというのが台湾らしくていいですね。他にも味噌なしのスープの「鮮魚清湯」や魚、牡蠣入りの「鮮魚蚵仔湯」などがありますよ。
どの料理も美味しかったです! こんなところに市場があるというのも初めて知ったのですが、あまり知られていない穴場のお店ですよ。
店舗情報
住所 | 台北市大安區師大路117巷7號 |
営業時間 | 7:00~14:00、16:00~0:00 |
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