嘉義のグルメといえばやはり「雞肉飯」。お店の数の多さも他の都市に比べて一目瞭然です。嘉義のお店の店名を見て気付くのが「雞肉飯」ではなく「火雞肉飯」と書かれていること。実は本場嘉義の雞肉飯は鶏肉ではなく七面鳥(火雞)の肉を使っているんですよ。台北でもちゃんと七面鳥の肉を使っているお店は「火雞肉飯」と書かれているはずですよ。嘉義にはたくさんの「火雞肉飯」の有名店がありますが今回はその中でも特に人気のあるお店の1つ「阿樓師火雞肉飯」に行ってみましたので紹介したいと思います。
阿樓師火雞肉飯
文化路夜市近くの雞肉飯専門店
「阿樓師火雞肉飯」は嘉義市の吳鳳北路と延平街の交差点付近いある雞肉飯の専門店。嘉義市内にたくさんある雞肉飯店の中でも特に人気のあるお店の1つです。嘉義では有名な文化路夜市から歩いて5分ちょっとの場所です。
食事時になるとお店の前に人だかりができています。この様子を見てどう注文していいのか分からず怯んでしまいそうになるのですが諦めないようにしましょう。店頭に立っているお客さんはほとんどがテイクアウトの順番待ちです。イートインなら席が空いていれば中に入って座ってOK。
このときも外から見ると一見満員のように見えましたが店内の席にはわりと空きがあります。
メニューはこちら口頭注文なので店員さんを捕まえて注文しましょう。口頭で伝えるのが難しいなら紙に書いて渡すと上手く伝わりますよ。
嘉義ならではの肉肉しい火雞肉飯
注文したのはこちら「火雞肉飯」「火雞肉片盤」「下水湯」「皮蛋豆腐」。
火雞肉飯・小(25元)、火雞肉片盤(45元)、下水湯(20元)、皮蛋豆腐(25元)
箸やスプーンはテーブルに置いてあります。
実は火雞肉飯よりもむしろこちらを食べてみたかった「火雞肉片盤」。
スライスした七面鳥の肉に千切りの生姜を添えタレをかけたシンプルなメニュー。なんですが火雞肉飯の肉よりも大ぶりで七面鳥の肉をより美味しく味わえる一品です。鶏肉がプリプリとした食感ならこちらはもっと柔らかく歯応えのある食感。とってもジューシーで噛みしめると旨味が溢れてきます。
実はメニューには載ってないようですが「火雞肉片飯」というのがあるはずなのです。ほぐした肉をご飯にのせた一般的な「火雞肉飯」とは違って「火雞肉片盤」のようなお肉をご飯にのせたものです。これを注文しようと思ったのですが「火雞肉片盤」を注文したのでやっぱり「火雞肉飯」をいただきました。
それにしてもえらい肉厚ですね。もしかして「火雞肉片飯」と間違えた? にしては「火雞肉片盤」ほどの大きさではないんですよね。ネットの写真で見たものはもっと細切れだったと思うのですが・・・ そのときどきで変わるんですかね(笑)? いずれにしても台北など他の地域で見るのとは違う実に肉肉しい雞肉飯です。一見薄味のように見えますがしっかりタレがかかっているので味付けは問題ありません。
皮蛋豆腐もいただきました。小菜の定番ですねー。なんとなく冷奴感覚で食べています。
汁物は下水湯を。
モツがたっぷり入ったあっさり味のスープです。
店舗情報
住所 | 嘉義市東區吳鳳北路102號 |
営業時間 | 16:00~0:00 |
休日 | |
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