このブログで以前紹介した台北MRTの信義安和駅近くにあるカフェ「Congrats Café」。古いビルの2階にあって1階には「VI Studio」というアンティークショップがありました。この1階に今年(2019年)の夏に「昭和冰室」という新しいお店がオープンしたという情報をキャッチ。店名の通り昭和を意識した雰囲気の店づくり。しかし香港のいわゆる冰室とは違ってかき氷とお酒がメインというちょっと変わったコンセプトのお店のようです。「Congrats Café」とのコラボなどもあるみたいでなかなか面白そうです。といわけで実際に「昭和冰室」に行ってみましたので紹介したいと思います。
昭和冰室
お店の雰囲気は古き良き昭和の日本
MRT信義安和駅近くの文昌街沿いに今年(2019年)の6月にオープンした「昭和冰室」。2階にはこのブログで以前紹介した「Congrats Café」がありますよ。ちなみにオープン当初から「昭和冰室」という名前が使われ看板なんかにもそう書かれているのですがFacebookやメニューなど一部では「昭和浪漫冰室」となっています。途中で名前を変えたのかな?
外観を見ると古い日本のお店を演出している様子が見て取れるのですが、これは本当の古めかしさではなくかつての日本のレトロな雰囲気を現代風にアレンジした感じですねー。日本ではこういった演出のお店をよく見かけますが台湾では珍しいのではないでしょうか。
なぜか入り口にアンパンマン。
実はこの日、台湾と香港の2つのメディア(テレビと雑誌)の取材がちょうど行われていたらしくなんだかバタバタしてましたね。
店内はわりとシックな雰囲気であくまで小物やポスターなどで古い日本の雰囲気を作っているというのがちょっと面白い。
撮影中。香港のメディアかな?
CYOYAの梅酒って台湾でも人気があるみたいですねー。
さてメニューはこちら。いきなり梅酒のかき氷です。どうやら期間限定のようですね。
こちらはレギュラーメニューのかき氷。醬燒布丁牛乳雪花冰(プリン付きミルク雪花冰)、大人系威士忌巧克力雪花冰(ウイスキーチョコレート雪花冰)、超濃泰奶珍珠雪花冰(タイミルクティータピオカ雪花冰)、affogato義式濃縮咖啡牛乳雪花冰(アフォガート風エスプレッソ雪花冰)などなど手の込んだかき氷が並んでますねー。それに値段もなかなか高級路線です。
他にもスイーツやドリンクメニューがあります。
ウイスキーもありますよ。オーナーがウイスキーは日本のものを揃えてると言ってましたが確かにその通り。
他にもビール、ワイン、梅酒などもあります。
上品なチョコレートの甘さとウイスキーの豊かな香りが合わさったかき氷
いろいろと美味しそうなかき氷があるのですが特に人気なのが「大人系威士忌巧克力雪花冰(ウイスキーチョコレート雪花冰)」というわけで注文してみました。
大人系威士忌巧克力雪花冰(250元)
チョコレートの雪花冰にさらに削ったチョコレートとピーナッツをトッピング。てっぺんいあるイチゴのドライフルーツはたぶんサービスしてくれたのかな?
本物のウイスキーがついてますよ。
店員さんの話によるとなるべく早めにウイスキーをかき氷にかけた方がよいとのこと。というわけで写真を撮ったらすぐにかけてみましたよ。
氷はチョコレートのシロップがかかっているわけではなくチョコレートの氷を削り出しています。これがかなり軽い印象でフワフワというか綿あめのような不思議な食感なんですよ。そこへピーナッツのカリカリ感も加わっていい感じです。チョコレートもそれほど甘ったるくなくて上品な甘さ。それにウイスキーの香りが合わさってこれはまさに大人のかき氷です!
いや~、美味しかったですねー。ちょっと他では食べられない変わり種のかき氷ですよ。ぜひ再訪して他のメニューも食べてみたいですねー。かき氷とお酒が楽しめるちょっと変わったお店、おすすめですよ~。
店舗情報
住所 | サンプル |
営業時間 | 火~木12:30~20:00、金土12:30~23:00、日12:30~19:00 |
休日 | 月 |
FB | 昭和浪漫 冰室 |