台中駅の正面側からまっすぐに延びる大通りの「台湾大道」を1㎞ほど進むと「中華路」という大通りに出ます。この「中華路」は夕方ごろになると路上に屋台が並び始める「中華路夜市」というもう1つの顔を持っています。北は公園路辺りから南は民生路辺りまで続く中華路夜市は台中で最も古い夜市として知られています。若者受けしそうな流行りの食べ物を扱うお店多い「逢甲夜市」や「一中夜市」に比べると、「中華路夜市」は昔ながらのクラシックな料理を扱うお店が多いのも特色ですね。今回はその中華路夜市で香港スイーツを販売する「陳記涼茶本舖」を紹介したいと思います。
陳記涼茶本舖
中華路夜市の香港スイーツの人気店
「陳記涼茶本舖」は台中の中華路夜市の最も南側あたりで営業する香港スイーツのお店です。1992年創業なので25年以上の歴史があるまあまあの老舗ですね。
店名がお茶さんみたいな感じですが実際お茶も売っているようです。
ほんとに売ってますね。
でもやっぱり人気なのはこちらの香港スイーツ。
店内の左手にあるカウンター付近にオーダーシートが置いてあります。1つ取って空いてる席に座って記入しましょう。
記入したらレジにもっていって清算しましょう。
鮮奶紫米雪蛤膏と京味桂花燉奶
一番気になってた「鮮奶紫米雪蛤膏」を注文してみました。もう1品は「京味桂花燉奶」。
鮮奶紫米雪蛤膏・冰(188元)、京味桂花燉奶(80元)
「鮮奶紫米雪蛤膏」の「雪蛤膏」って何かというと「ハスマ」のことらしいです。いや「ハスマ」が分からない・・・ ですよね。調べたらこんな解説がでてきました。
ハスマ(Hasma)または雪蛤膏は、アカガエル科、特にエゾアカガエル(中国林蛙)の輸卵管近くの脂肪組織を乾燥させたものから作る中国及び中央アジア広範に見られるデザートである。
※ウィキペディア(Wikipedia)より引用
え~~~、カエルって・・・ たぶん中央に見える半透明のゼリーみたいのですかね。
なんかすごい食べ物のように思えますが鮮奶(ミルク)と紫米の存在感が強いので雪蛤膏(ハスマ)はそんなに気にならないですね。ひんやりして紫米のプチプチした食感もよくて美味しいですよ。なんでも雪蛤膏(ハスマ)は美容にいいらしいので女性にはおすすめなのではないでしょうか。
京味桂花燉奶は桂花(キンモクセイ)のシロップを使った燉奶(中華風ミルクプリン)。
食べると桂花(キンモクセイ)のいい香りがフワッと口の中に広がります。とろけるような滑らかな口当たりと何とも言えない上品な甘さでとっても美味しいですね~。
中華路夜市ということもあってか深夜2時まで開いています。いろいろ食べ歩きした後のデザートにいかがでしょうか。
店舗情報
住所 | 台中市中區中華路一段49號 |
営業時間 | 14:00~2:00 |
休日 | |
FB | 陳記涼茶本舖 |