台湾にはかき氷のトッピングに「粉粿」というのがあるんですがこれが個人的に好きです。パッと見た感じはゼリーのようなのですが、もっちりと弾力があってわらび餅のような食感。トッピングが選べるメニューでこれがあるとついつい選んでしまいます。「粉粿」は昔からある伝統的な食べ物ですが黒や黄色に色付けして見栄えがするようにアレンジしているお店もよくあります。今回紹介する「覓糖『黑糖 粉粿』」はなんと七色に色付けした「粉粿」が食べられるというスイーツ店。というわけでそのレインボー粉粿を食べに行ってみました。
覓糖『黑糖 粉粿』
興安街のニューオープンのスイーツ店
MRT南京復興駅近くの興安街沿いにあるスイーツ店「覓糖『黑糖 粉粿』」。駅からは歩いて10分弱ほどで、興安公園というわりと大きな公園の向かいにお店があります。
今年(2019年)の1月にオープンしたばかりのようで真新しくきれいな店舗が目を引きます。
注文はカウンターで直接行います。
メニューは大きく分けて3つ。黑糖冰ベースの「粉領新粿」。雪花冰ベースの「覓雪奇綠」。そして冬季限定の「嘘寒問暖」。黑糖冰や雪花冰には湯圓、芋圓、紅豆など一般的なトッピングが用意されているのですが、覓糖『黑糖 粉粿』の最大の特徴は七彩粉粿という七色の粉粿。このトッピングだけを食べることができる七彩粉粿盤というメニューもあります。
カラフルな七色の七彩粉粿
というわけで「七彩粉粿盤」を食べてみることにしました。黑糖冰ベースの「粉領新粿」のグループに入ってますが、これだけは氷なしのトッピングだけを食べるメニューです。
ほんとに七色ですねー、すごくカラフル。それぞれ黑糖、芝麻(ゴマ)、玫瑰(ハマナス)、抹茶、山梔子(クチナシ)、椰香(ヤシ)、桂花(キンモクセイ)を使って着色しています。
七彩粉粿盤(45元)
七彩粉粿盤には黒蜜ときな粉が付いています。
かき氷にトッピングされている粉粿を見ると一見ゼリーのように見えますが、こうして粉粿だけを見るとむしろお餅のような見た目だというのがよく分かりますねー。食感はわらび餅を食べてるような印象でもっちりとした歯ごたえがあります。トッピングに使われることがほとんどなので粉粿自体の味はそんなにインパクトはないですが、それでも抹茶と黑糖は比較的味がはっきりしてましたね。もちろん黑糖冰や雪花冰のトッピングとして食べるのもおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台北市中山區興安街53-5號 |
営業時間 | 12:00~22:00 |
休日 | 日 |
FB | 覓糖『黑糖 粉粿』 |