初めて台湾に来たとき台湾人の友人に焼きトウモロコシをすすめられたんですよ。「日本にもあるよ」とあまり興味を示さなかったのですが食べてあまりの美味しさにビックリ。味も日本のものとは違うのです。その後何度が台湾で焼きトウモロコシを食べたのですが「何か以前食べたのとは違う・・・」「初めての台湾だったから過剰に美味しく感じたのかなか・・・」と物足りなさを感じてました。しかし先日当初の感動を思い出させてくれた焼きトウモロコシに出会ったんですよー。というわけで今回は花蓮東大門夜市の「林記燒番麥」を紹介したいと思います。
林記燒番麥
東大門夜市で人気の焼きトウモロコシ
花蓮の東大門夜市に来ましたよ~。とっても広い敷地で開催される夜市なんですがここはその中の「原住民一條街」と呼ばれる場所です。
その「原住民一條街」の中山路寄りの一番端っこにあるのが「林記燒番麥」。「番麥」って見慣れない文字なのですが台湾語でトウモロコシのことです(中国語では「玉米」)。
林記燒番麥は東大門夜市の中でも特に人気のあるお店でお店の前にはいつも人だかりができているんですよ~。
「排隊」は列に並ぶっていう意味です。というわけでさっそく行列に並びましょう。
焼トウモロコシの購入方法
購入方法について注意書きがありますね。以下のような内容が書かれています。
- トウモロコシは量り売りで1兩(37.5g)13元。
- レジで支払いをした後番号札を受け取る。
- 清算時に希望の辛さとフレーバーを伝える。
辛さ:不辣、小辣、中辣、大辣
フレーバー:經典招牌、玫瑰椒鹽、素食主義 - 掲示板に自分の番号が表示されたら商品を受け取る。
トウモロコシが山積みされています。まずここで好きなものを選びます。
トウモロコシの肉質によって2種類に分けられています。「Q 彈牙爽口」は歯応えがあってフレッシュ、「軟 鮮嫩多汁」は新鮮で汁気が多い、っていうとこかな?
トウモロコシは軽く炙ってるようですね。さて、どれにしようかな~。なんだか「Q 彈牙爽口」の方がツヤツヤして粒がぷっくりと大きく見えたのでそちらを選ぶことに。1本取ってレジへ向かいます。
レジに計りがあるのでその上にトウモロコシをのせて会計をします。
とうわけで料金は97元でした。っていうことは280g弱ってことかな。なかなかの値段ですね。
お金を払ったら番号札をもらいます。これが麻雀牌なんですよ。面白い(笑)。
番号は「2」だったんですが掲示板を見ると「89」。「え、どういうこと?」と一瞬固まったのですが「あ~そういうことか」たぶん「100」になったら「1」に戻るんじゃないかな。
レジの横に焼いてないトウモロコシを輪切りにして置いてあります。「よかったら食べてね」と試食させてくれました。これが甘くて美味しい! ビックリです。このままでもじゅうぶん美味しいですよ。
ようやく番号が近づいてきました。案の定「99」の次は・・・ 「1」に戻りましたよ。
そしてやっと「2」番が表示されました~。
「取貨」と書かれてるところで焼きトウモロコシを受け取ります。
ようやくゲット。大量に買うお客さんがいるのでけっこう待ちましたね。
お手拭きもいっしょにもらいました。これ地味に嬉しいですね~。
ジューシーなトウモロコシ、そしてタレが絶品
お店の横にイスが置いてあるのでここで食べることもできます。ただお客さんが多いのでほぼずっと満席状態。なので立ったまま食べてる人もけっこういました。
こちらが出来上がりの焼きトウモロコシですよ~。自分もはじめて台湾の焼きトウモロコシを食べたときはビックリしたんですが、このようなタレが全体にたっぷり塗られています。日本の焼きトウモロコシのように醤油を塗ってやや焦げ目がついているのとはずいぶん違います。
辛さは「不辣」、フレーバーは「經典招牌」を選びました。「玫瑰椒鹽」はヒマラヤピンクソルトのことかな。「素食主義」はベジタリアンっていう意味なんですがどんな味なんでしょうね。ちょっと気になります。
ではさっそく一口、ガブリと。美味い! これですよ、この味。トウモロコシのジューシーさはそのまま、そしてこの甘辛いタレが最高! 日本のとは全然違う美味しさなんですよ。初めて台湾で焼きトウモロコシを食べたときの感動を思い出しましたよ~。さすがに人気があるのも分かりますねー。
初めて台湾に来たとき「焼きトウモロコシなんて日本にもあるじゃん」と勘違いしていた自分に台湾の焼きトウモロコシをすすめてくれた現地の友人に感謝ですね~。あのとき食べてなかったらずっと食べなかったかもしれません。
店舗情報
住所 | 花蓮縣花蓮市中山路50號(東大門夜市:原住民一條街 區號E1) |
営業時間 | 17:00~23:00 |
休日 | |
FB | 林記燒番麥 |