台湾の夜市を歩いているとさまざまなフルーツを串に刺して売っている屋台をよく見かけます。「見たことある」という人は多いのではないでしょうか。カラフルなフルーツがキラキラと宝石のように輝くさまに思わず見とれてしまいますよね~。これは糖葫蘆(タンフールー:トマト飴)という台湾夜市の定番のおやつ。日本で言えばリンゴ飴が近いでしょうか。しかしそこはさすが南国の台湾。フルーツのバリエーションの豊富さが圧倒的に違います。というわけで今回は台中最大の夜市「逢甲夜市」の「牛B葫蘆王」に行ってみたので紹介したいと思います。
牛B葫蘆王
カラフルなフルーツが目を引く屋台
やって来ました台中最大の夜市「逢甲夜市」です。写真は逢甲大学の入り口へと続く文華路。道路沿いに屋台がズラーっと並ぶ姿は壮観です。
その文華路にある緑色の屋台が牛B葫蘆王です。以前台北でも同じ店を見かけた記憶があるのですが最近見ないような・・・ 閉店したんでしょうか? ちょっとよく分かりません。
時間帯によってはこのように行列になるほどの人気ぶりです。
ショーケースには串に刺さった色とりどりのフルーツがとってもきれい。飴をコーティングしてるのでツヤツヤと一層美味しそうに見えますね! 糖葫蘆と言えばトマト飴が一般的ですがこちらはバリエーション豊富です。
キウイ、グアバ、葡萄、ドラゴンフルーツ、パイナップル、リンゴなどなどバリエーション豊富です。奥に見えるのは昔ながらのトマト飴の糖葫蘆。台湾中のいろんな夜市でよく見かけます。
イチゴとプチトマトのミックスの糖葫蘆などもあります。
さて、注文方法ですがまずは食べたいものを選びます。指さしでOKですよ。
そして糖葫蘆には冰棍と涼棍の2種類がある(どこのお店でもあるとは限りません)ので好きな方を選びます。涼棍が通常の糖葫蘆なのに対して冰棍は冷やしてある(カチカチというわけではない)のでフルーツが冷たくヒンヤリしてシャリシャリした食感なのです。個人的には冰棍の方がアイスを食べてるようで好きですねー。特に暑い日はおすすめです。
さらにフルーツにかけるソースを梅粉、練乳、巧克力(チョコレート)、蜂蜜から選ぶことができます。オーソドックスなのは練乳、蜂蜜あたりですが梅粉が意外に美味しいので興味があったらお試しを。
飴の甘さとみずみずしいフルーツが絶妙にマッチ
ドラゴンフルーツとレンブが食べたかったのですが両方刺さっているのが無いのでレンブの方を選びました。ヒンヤリ冰棍でソースは蜂蜜を選びました。
葫蘆王・冰棍・蜂蜜(85元)
フルーツは薄い半透明のシートのようなもので覆われています。たぶんシロップが垂れないようにしてあるのかな。実はこのシートは糯米でできているので食べることができますよ。なのでそのままかぶりつけばOK。
食べ方なんですが、串が長いので下の部分を食べるのが難しい。そんなときは紙袋の下に串を通す穴が開いているので、串を持って紙袋越しにフルーツを上の方へグッと押しあげると手や口を汚さず食べることができます。
コーティングされた飴をパリッと噛み砕いて中の新鮮なフルーツといっしょに食べるとこれが堪らない美味しさ。特にキウイやドラゴンフルーツがみずみずしくて好きですね~。
これは台北の寧夏夜市で買ったトマト飴の糖葫蘆。トマトの酸味と飴の甘さが相まってこれが意外に美味しいんですよね。間に挟まっている黒いものは化應子というプラムのドライフルーツです。トマトに切り込みを入れて挟んである場合もあります。逢甲夜市の糖葫蘆はそうですね(上の写真参照)。
台湾の夜市の定番「糖葫蘆」。気軽に食べることができる台湾のB級グルメです。ぜひ一度お試しを。
店舗情報
住所 | 台中市西屯區文華路20-3號 |
営業時間 | 17:00~0:00、土日16:00~1:00 |
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