日本ではあまり馴染みがありませんが肉鬆(デンブ)やタロイモは台湾では一般的な食材。肉鬆は飯糰(台湾式おにぎり)、お粥、南部の米糕などのトッピングによく使われます。タロイモはかき氷、豆花、仙草などのトッピング、またジュースやロールケーキにも使われたりとスイーツ系の食材として大活躍です。台湾に来たらぜひとも肉鬆やタロイモが使われたグルメを堪能してほしいですね。というわけで今回はその肉鬆とタロイモを使用したサンドイッチが大人気の「滿樂板烤吐司」に行ってみたので紹介したいと思います。
滿樂板烤吐司
静かなエリアでも朝早くから大人気
滿樂板烤吐司はMRT善導寺駅から歩いて10分ほどの杭州南路一段にあるサンドイッチ専門店。この辺りは大学や政府機関の施設があるせいか比較的閑静なエリア。にもかかわらず滿樂板烤吐司は朝早くから行列ができるほどの人気店なのです。
開店間もない7時半過ぎにお店にやって来ました。日曜日の早朝だというのにお店の前にはすでにお客さんの姿が。
こちらがメニュー。サンドイッチの他にもクロワッサンや飲み物もあります。
こちらは新商品のようです。ツナサラダを使ったサンドイッチ。
カウンターにオーダーシートがあるのでこちらに記入しましょう。
メインは板烤吐司。吐司というのはトーストのことで鉄板で焼いたトーストを使ったさまざまなサンドイッチが人気です。特に人気なのがタロイモのペーストを使った肉鬆芋泥吐司と芋泥奶酪吐司。肉鬆芋泥吐司は葷と素が選べるようになっています。
※素と葷について
「素」:肉、魚(ニンニク、ニラ、ネギなども含む)を使用しないベジタリアン用の食事。
「葷」:何でもあり。
イートインスペースがあるので店内で食べることもできますよ。
イートインした場合、後片付けはセルフです。
注文を終えたら番号が書かれた明細を渡されます。出来上がったら番号を呼ばれるので商品を受け取りましょう。
タロイモたっぷりのサンドイッチ
というわけでサンドイッチをテイクアウトしました~。
人気のタロイモを使ったサンドイッチ2種を買ってみました。
芋泥奶酪吐司(65元) 、肉鬆芋泥吐司・葷(65元)
肉鬆芋泥吐司。見ての通りトーストより厚いんじゃないかというほどのたっぷりのタロイモペーストを肉鬆(デンブ)といっしょに挟んでいます。ほんのり甘いタロイモと甘じょっぱい肉鬆の意外な組み合わせが美味しい! タロイモ好きはもちろんそうでない人も試してほしいサンドイッチです。
こちらは芋泥奶酪吐司。こちらもたっぷりのタロイモペースト、さらになんとパンナコッタを一緒に挟んだサンドイッチ。パンナコッタもボリューム満点でずっしりと重量感があります。これはもう間違いなく甘い系のサンドイッチですね~。鉄板で焼かれた香ばしいトーストに甘いタロイモとパンナコッタが意外に合います。
トーストはこんな風に鉄板で軽く焼き上げられているのでサックリと軽い食感です。
他にも野菜、豚肉たっぷりの鹹豬肉土司、ピーナッツバターを使った花生醬培根豬排吐司、花生醬培根豬肉吐司などもおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台北市中正區杭州南路一段69號 |
営業時間 | 7:30~14:00 |
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