海南雞飯(海南チキンライス)と言えばマレーシアやシンガポールで人気の料理ですが台湾にも美味しい海南雞飯がいただけるお店がたくさんあります。特に有名なのは台北の「文慶雞」。日本人にもよく知られたお店で高い人気を誇っています。台北以外の都市を訪れるときも美味しい海南雞飯のお店がないかチェックしているのですが、台南でちょっと気になるお店を見つけたので行ってみました。まだオープンして1年に満たない新しいお店のようです。というわけで今回は台南の「湧飯」を紹介したいと思います。
湧飯
海南雞飯をはじめ鶏肉料理が人気
台南公園から歩いて5分ほどの公園北路沿いに昨年(2018年)2月にオープンした湧飯。この辺りは繁華街からはやや離れた場所なんですがオープン以来高い人気を保っています。
11時の開店直後からぞろぞろとお客さんがやって来ます。
ここでは珍しく券売機を使っているようです。
で、券売機で食券を買おうとしたんですが・・・
バグってしまって何度も再起動を繰り返す羽目に(笑)。普通にオーダーシートにすればいいのに(笑)・・・
ちなみにメニューの内容はこのようになっています。
※画像は湧飯のFBより引用
そんなこんなでやっと食券を購入。お店の人に渡して席に着きます。
店内はテーブル席が3つほどとカウンター席だけの小さなスペース。
まあでもテイクアウトしていくお客さんがやっぱり多いんですよね。カウンターにはすでにテイクアウト用のお弁当がたくさん作られています。
海南雞飯もウマいけど椒麻雞腿飯が絶品!
湧飯は鶏肉を使った丼スタイルのメニューが人気。主力メニューは海南雞飯、椒麻雞腿飯、照燒雞腿飯の3種。なかでも看板にも名前がある海南雞飯がイチオシのようです。今回は海南雞飯と椒麻雞腿飯を注文してみました。
椒麻雞飯(90元)、椒麻雞腿飯・溏心蛋(90元)
海南雞飯、椒麻雞腿飯、照燒雞腿飯はいずれも溏心蛋(半熟卵)か太陽蛋(半熟の目玉焼き)が付いていてどちらか選ぶことができます。海南雞飯は溏心蛋を選んでみました。
見てくださいよこのツヤ、美味しそうじゃないですか~。器いっぱいに盛り付けられた肉厚のお肉はボリュームもありそう。丼とはいえ海南雞飯がこれで90元っていうのは安いですよ。
タレは3種類。左から黒いのが甜醬油、赤いのが特製辣椒醬、緑が特製油蔥醬。特製辣椒醬はピりっと辛め。個人的にはちょっと辛さがキツいかな。特製油蔥醬は葱の風味でちょっと独特の味ですね。でもやっぱり甜醬油が一番好きかな~。
お肉は柔らかくてとってもジューシー。老舗の白斬雞にも負けない美味しさですよ。お肉自体の味はタンパクなので3種類のタレといっしょに食べるとご飯がすすみます。太陽蛋を選んで半熟卵の黄身と絡めて食べるのも美味しそうですねー。
こちらは椒麻雞腿飯。これも溏心蛋を選択しました。タレに漬け込んだ骨なしの鶏もも肉をカリっと揚げた一品です。これが予想以上に美味しそう!
椒麻雞腿飯のタレは泰式甜辣醬、タイ風のチリソースですね。
ズッシリと厚みのある鶏もも肉はこちらもジューシー。表面はカリっと香ばしくてよい食感です。そしてややピリ辛のタレがよく合ってこれがウマい! 本来は海南雞飯が目的でこのお店に来たんですがこれが大当たり。いや、もちろん海南雞飯も美味しいんですけどね、この椒麻雞腿飯がそれを上回る美味しさなんですよ。いや~美味しかったなー。これはちょっとまた食べてみたいですね。
店舗情報
住所 | 台南市北區公園北路140-1號 |
営業時間 | 11:00~14:00、16:30~20:30 |
休日 | 火 |
FB | 湧飯 |