実は台湾のステーキって結構おすすめなんですよ。あまりピンとこないかもしれませんが立派な台湾グルメの1つ。「牛排(ステーキ)」という文字の入った看板のお店がそうです。特に夜市に行くとよく見かけますね。この「牛排」がたいていどこのお店でもボリュームが凄い! 鉄板を覆いつくすような迫力なんですよ。ぜひぜひ試してもらいたい台湾グルメです。しかし今回はそんな牛排店とはちょっと違ったステーキのお店を紹介。それも店名を聞いたら「ん? どこかで聞いたような・・・」となるはず。というわけで台北のステーキ専門店「Totsuzen Steak」を紹介したいと思います。
Totsuzen Steak
「とつぜん」ステーキが食べたくなったら
MRT忠孝敦化駅を出て3分ほど歩いた場所。真っ赤な外観でとっても目立っているこちらのお店がTotsuzen Steak。そう「とつぜんステーキ」。え? 何か聞いたことある?・・・ いきな・・・いやいや「とつぜん」です。こんなお店見つけたらほっとくわけにはいきませんね。というわけでやって来ました。
お昼は大きく回っていましたがうまくランチタイム時(商業午餐)に入ることができました。
店内に入ってすぐのところに熟成肉が陳列しています。やはり昔ながらの牛排店とは違って高級路線のステーキ店のようです。
入り口付近には立食スペースがあります。
奥にはテーブル席があります。けっこう広くて席数も多いですねー。この点はちょっと「あの」お店とは違うのかな。そう言えば台湾の友人が「台湾では立ち食いはありえない」って言ってたのを思い出しましたね。
昨年(2018年)の10月にオープンしたばかりらしく綺麗な店内。ちょっとシックな雰囲気のレストランといった感じですね。
ステーキの注文方法
店内に入ると店員さんに席に案内されます。席にはメニュー、コップ、ナイフ、フォーク、そして番号札が用意されています。
こちらがメニュー。日本語も併記してあるので安心です。真ん中の黒い部分が最も高級で、その中でも中央の2つ、U.S. CAB アンガス牛サーロインステーキが300グラムで690元。U.S. CAB アンガス牛リブロースステーキが300グラムで750元。「あの」お店と比較してもそれほど変わらない値段ではないでしょうか。
※画像はTotsuzen SteakのHPより引用
注文するメニューが決まったらこちらの番号札を持って・・・
カット場へ行きます。いやいや、そのまんまですね(笑)。
ここで食べたいお肉の量と焼き加減を申告して切り分けてもらいます。
番号札はこちらに入れておきます。後は席で待つだけです。
テーブルにはサラダ用のドレッシングが置いてあります。
で、ちょっと気になったのがこの注意書き。これは「食後に自分で片付けたら10%のサービス料は頂きません。」というもの。え、注文するときに申告するのかな? いやいや、もう注文しちゃったし今頃言われても(気付かなかっただけですが)・・・と思ったのですが、別に申告しなくても大丈夫でした。
食べた後、食器などをこちらに自分で片付ければ会計時にサービス料を値引きしてくれます。
肉汁溢れる熟成肉のステーキがウマい!
今回はお手頃なUS牛のステーキを注文してみました。お肉の量は300グラム。ランチタイムだったのでスープ(サラダでもOK)とご飯は無料で付いてきます。またFacebookなどSNSでチェックインするとジュースが無料でもらえるようです。そしてサイドメニューからポテト、インゲン、コーン(3つで79元)を選択。
美國U.S. Prime 沙朗心牛排(U.S. Prime 肩ロースの芯ステーキ)300グラム(389元)、配菜加點・任選三樣(烤小馬鈴薯、四季豆、玉米加量)(79元)
焼き加減はミディアムでお願いしました。
見るからにジューシーな生焼けの熟成肉からはナイフを入れるとジュワッと肉汁があふれ出します。ほどよく脂が入り込んだ赤身肉の凝縮した味わい。これですよね~、いかにも「肉を食べてる」っていう満足感が味わえます。
いや~、やっぱり夜市などによくある庶民的な牛排店とは一味違うステーキですね。庶民的な牛排店もボリューム満点でそれなりに美味しいので好きですが、たまにはこういう本格的なステーキもいいですね。
ちなみにお店のHP見たら日本の某ステーキ店をヒントにしたってはっきり書いてましたね。オーナーはル・コルドン・ブルーの東京校を卒業したっていうことなのでなるほどねって感じです。
店舗情報
住所 | 台北市敦化南路一段233巷59號 |
営業時間 | 月~木12:00~21:00、金~日12:00~22:00 |
休日 | |
FB | Totsuzen Steak 現切現煎以克計價濕式熟成牛排 |