忠孝東路と金山南路の交差点の北西側、MRT忠孝新生駅から歩いて3、4分ほどの場所に華山1914文創園区というアート・イベントスペースがあります。もともと日本統治時代の1914年から酒造工場として使用されていましたが、1987年に工場が移転した後はずっと放置されていました。その後アート空間、イベントスペースとして利用されるようになった経緯を経て2007年に「華山1914文創園区」として営業を開始。現在ではカフェ、レストラン、ショップなどが集まった一種のエンターテイメント的要素を含んだ人気スポットとなっています。今回はその華山1914文創園区の中にあるドリンクスタンド「小確幸紅茶牛奶合作社」を紹介したいと思います。
小確幸紅茶牛奶合作社
高大牧場ブランドの牛乳を使ったドリンクスタンド
手彫りのハンコを押したようなロゴがかわいいドリンクスタンド「小確幸紅茶牛奶合作社」。台北を中心に数店舗を展開していますが今回やってきたのは華山1914文創園區内にあるお店。
こちらが小確幸紅茶牛奶合作社。中3館の1階にありますよ。ちなみに店名の「小確幸」っててっきり中国語だと思っていたんですがどうもそうではないらしい。「小確幸」というの作家の村上春樹による造語らしいのです。「小さいけれど確実な幸せ」っていう意味のようです。で、台湾でも同じ意味で使われてるみたいです。全然知らなかった。
小確幸紅茶牛奶合作社のミルクティーは高大牧場という高雄のブランドの牛乳を使っているのがウリ。メニューにも高大牧場鮮奶っていう牛乳そのままがありますね。
ミルクティーはミルクの濃さにより小濃、正濃、特濃という3種類があり小濃は紅茶がやや強め、特濃は最もミルクが濃厚。「推」というマークが付いているように紅茶とミルクのバランスがよい正濃をおすすめしているようです。甘さは全て固定なのでドリンクスタンドによくある調整は不可です。
他にはミルクなしの小確幸紅茶、フードメニューにはサンドイッチやタルトもあります。
ストローはこちらにあるので自分で取りましょう。
お店の前にテーブルとイスが置いてあるのでここで飲むこともできますよ。
ミルク感たっぷり優しい味のミルクティー
おすすめの紅茶牛奶・正濃を選んでみました。
紅茶牛奶・正濃(70元)
やっぱり新鮮な牛乳を使ってるだけあってミルク感があります。早餐店でよく売られている奶茶は牛乳ではなく奶精というクリープ(粉ミルク)を使っているのでそれに比べると味の違いがはっきりわかります。濃厚だけど優しい味のミルクティー。
イスに座ってゆっくり飲むのもいいし、華山1914文創園區内を散策しながら飲むのもいいですね。
店舗情報
住所 | 台北市中正區八德路一段一號華山1914文創園區 |
営業時間 | 11:00~19:30、土日11:00~20:00 |
休日 | |
FB | 小確幸紅茶牛奶合作社 |