台湾のかき氷と言えばバラエティ豊かな盛り盛りのトッピング、1人では食べきれないほどの迫力あるボリュームといった、どちらかと言うと豪快なイメージがありますよね。でも最近ちょっと違ったタイプ、なんとなく日本のかき氷のような繊細さや上品さを売りにしたお店がちらほらと見られます。淡水にある人気店「朝日夫婦」などいい例ですね。というわけで今回はそういった台湾におけるニューウェーブのかき氷のお店の一つ。台北に今年(2018年)の春にオープンしたばかりの「Piik挑食菓物」を紹介したいと思います。
※「Piik挑食菓物」は閉店しました。
Piik挑食菓物
中山駅近くの路地裏にオープンしたスイーツ店
Piik挑食菓物はMRT中山駅から歩いて5分ほどの場所にあるスイーツ店。今年(2018年)の春にオープンしたばかりのできたてほやほやの新店です。以前紹介した中山18と同じ路地にありますよ。
店頭にはテラス席。屋根があるので雨が降っても安心です。ここで自撮りをしてるお客さんがたくさんいましたねー。
明るくてかわいい雰囲気の店内です。左手にテーブル席が5つほど。右手にも小さなテーブル席が1つありました。
入り口付近には小上がりのような席。子供が喜びそうなスペースです。
注文は奥のカウンターで行います。その場で清算して席で待ちましょう。
ひと手間ふた手間もかけたかき氷は絶品!
Piik挑食菓物の自慢のスイーツメニューがこちら。かき氷が中心ですが一般的な台湾のかき氷とは一線を画すのです。例えば下のマンゴーかき氷。台湾のマンゴーかき氷と言えばカットマンゴーをどっさりとトッピングした豪快のものが多いのですが、こちらのお店はとっても上品でお洒落な見た目。女子の心を掴むこと間違いなしですよ。
こちらは桃のかき氷。どちらかというと日本のかき氷に近い雰囲気ですよね~。
他にもスイカ、ブルーベリー、ライチなどを使った鮮やかなかき氷メニューが並んでいます。
かき氷の他にドリンク類も。こちらも一工夫ありの凝ったメニューが揃っています。
桃のかき氷がすごく美味しそうだったんですが夏に台湾に来たらやっぱりマンゴー・・・ ということでマンゴーのかき氷を選んでみました。さらにスイカジュースも合わせて注文。
まずはスイカジュース。と一言で言うとなんてことないのですが、そうではありません。スイカのフレッシュジュースにはスイカの氷とミントが入っています。冷たさが保たれ、氷が溶けても味が薄まることはありません。さらにアイスの形にカットされたスイカがトッピング。見た目のインパクトもありです。またプラス20元でラム酒入りのモヒート風のスイカジュースにすることもできますよ。
因みに最近世界的にプラスチックストローの規制が話題になっていますが、それを意識してかどうかは分かりませんが金属のストローで提供されていました。
沙灘上的大西瓜(180元)
そしてメインのマンゴーかき氷。どうですかこの美しいビジュアル! とってもお洒落でかわいいマンゴーかき氷ですよね~。ネーミングもちょっと凝ってます。そしてコレが見た目だけではなくすごく手の込んだ一品なのです。
熱情陽光的夏日(230元)
つけ合わせのマンゴージャム。1度だけおかわりすることができます。
てっぺんに滑らかな雲のようにトッピングされているのはヨーグルトクリーム。フワッとしてまろやかな口当たりです。
その下にはマンゴージャムが隠れています。甘いアップルマンゴーを使ったとっても贅沢なジャムです。そしてかき氷には阿里山茶を使ったミルクティーシロップが含まれているのです。ほんのりお茶の風味が感じられる氷はマンゴーとの相性もバッチリ。
氷の中にはお茶のゼリー。
そしてパンナコッタがトッピングされています。もちろん全て手作りです。
店員さんがシロップに使われている阿里山茶を試飲させてくれました。う~ん美味しい、シロップにも気を使っているんですねー。
ちょっと台湾のマンゴーかき氷のイメージを覆す、ひと手間もふた手間もかけた絶品のかき氷です。マンゴーのない季節でも秀逸なメニューが揃っているのでぜひ足を運んでほしいお店ですねー。おすすめです!
店舗情報
住所 | 台北市中山區中山北路二段26巷3號 |
営業時間 | 月~木13:00〜20:00、金~日13:00〜21:00 |
休日 | |
FB | Piik挑食菓物 |