鴨肉料理って日本ではあまり食べる機会はないですよね。お店自体もそんなに見かけないし、それにちょっと高級なイメージがありますね。でも台湾では安くて美味しい鴨肉料理が食べられるお店がたくさんあるんですよ。料理のバリエーションも豊富で鴨肉を使った薬膳スープ、もち米を鴨の血で固めた鴨米血など日本ではちょっとお目にかかれない料理もあります。台湾に来たのならぜひ美味しい鴨肉料理を食べることをおすすめします。というわけで今回は高雄の中央公園近くにある鴨肉料理の老舗「金城鴨肉專賣店」を紹介したいと思います。
金城鴨肉專賣店
創業40年以上の老舗鴨肉料理店
高雄の中央公園から歩いて数分の場所にある地元の住民に評判の鴨肉料理のお店が金城鴨肉專賣店。創業1972年ということなので40年以上の歴史があるお店です。
遠目に見ると「結構大きなお店だなー」と思ったのですがどうやら席は店頭のテーブル席という雰囲気です。
「金城鴨肉麵」とありますが麺がおすすめなのかな?
さすがに評判のお店だけあってかなりの混みよう。空いてる席がなさそうだなー。
と、どうしようかと思っていると2階席があるようです。しかもエアコン運転中、って日本語で書いてますね。
注文は1階で行います。オーダーシートがあるので食べたいものにチェックを入れて店員さんに渡します。番号札をくれるのでテーブルの番号を記入する必要はありません。その場で清算して2階へ移動します。
こちらが2階席。わりと広いですねー、1階の店頭席と合わせると結構な席数です。しかし2階もほぼ満席状態ですよ。すごい人気ですね。
番号札を置いて待ちます。
待っている間にタレの準備を。2階の奥の方に小皿とタレがありますよ。箸やスプーンなどもこちらに。
鴨の旨味たっぷりの鴨肉麺
しばらくして料理が運ばれてきました~。美味しそうですねー。
鴨肉料理のお店では必ず注文する鴨肉。鹽水鴨肉(塩ゆでにしたもの)と煙燻鴨肉(燻製にしたもの)が選べますがこの日は鹽水鴨肉をチョイス。
鹽水鴨肉・小份(60元)
どうですこのビジュアル。もうウマいに決まってるじゃないかと・・・
タレにつけていただきます。噛むと旨味とともに肉汁が溢れてくるジューシーな鴨肉。鶏肉のようにプリっとした食感とは違ってちょっと歯応えがあり噛みしめるほどに旨味を感じます。さすがに人気店だけあってウマい!
韭菜豆芽腸、なんですが注文するとき「豆芽(もやし)が品切れなんだけどいい?」ということでもやし抜きです。その分ニラを増やしてくれてるんだと思います。もやしがあった方がシャキシャキした食感があってよいのですが、まあこれでもじゅうぶん美味しいですよ。
韭菜豆芽腸(もやし抜き)(55元)
鴨肉料理のお店に来ると鴨肉飯を注文したくなるのですが、1階にあった「金城鴨肉麵」という看板が気になったので鴨肉麵を注文してみました。
鴨肉麵は湯・羹・乾の3種類から選ぶことができます。湯はスープあり、羹はとろみのあるスープ、乾はスープなし。なぜかスープなしの方が5元高いんですよね。今回はスープありの鴨肉麵を選んでみました。
鴨肉麵・湯(55元)
スープありの麵に鴨肉とニラがトッピングされたシンプルな1品。麵は台湾ではスタンダードな柔らかめの食感。そしてスープが美味しいですねー。あっさりした味なんですが鴨肉の風味が口の中に広がります。鴨肉自体の旨味も健在です。
やっぱり地元民に評判のお店は美味しい。ということでおすすめの鴨肉料理のお店です。大人数なら鴨肉麵・鴨肉飯を中心に小皿料理もいろいろと注文するとよいですね!
店舗情報
住所 | 高雄市前金區五福三路62號 |
営業時間 | 10:00~20:30 |
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