台湾のご飯もの、「〇〇飯」といってまず出てくるのは魯肉飯、排骨飯、そして雞肉飯といったところではないでしょうか。雞肉飯っていう名前を見ると鶏肉のご飯ということで、確かに台北では鶏肉が使われることが多いのですが、雞肉飯の本場である嘉義では七面鳥(火雞)が使われるのが一般的なんです。名前も火雞肉飯と呼ばれます。もし嘉義へ行く機会があったら本場の火雞肉飯をぜひ食べて欲しいと思います。でも台北でも嘉義の火雞肉飯を食べることができるお店もあるんですよ。というわけで今回は台北の火雞肉飯のお店「珍美味嘉義火雞肉飯」を紹介したいと思います。
珍美味嘉義火雞肉飯
松山空港近くの雞肉飯専門店
MRT中山國中駅から歩いて15分ほどの場所にある珍美味嘉義火雞肉飯。同じ通りにはたくさんの飲食店がズラーっと並んで夜には看板の明かりがずいぶんとカラフルです。珍美味嘉義火雞肉飯はその中の鮮やかなオレンジ色の看板のお店です。目と鼻の先には松山空港がありますね。
雞肉飯というと台北では鶏肉が使われることが多いのですが、実は本場嘉義の雞肉飯は鶏肉ではなく七面鳥を使います。珍美味嘉義火雞肉飯も「火雞肉」とあることから分かるように火雞(七面鳥)が使われているのです。
店頭には小菜がいろいろと並んでいます。美味しそ~。
「中指で料理を指差さないでください」って何でわざわざこんなこと書いてるんだろ(笑)。
オーダーシートはないので入り口で注文してから席に着きましょう。小菜はメニューに載ってないものもあるので食べたいものがあればカウンターに並んでる料理を指さして注文すればOKです。小菜の値段はだいたい30元ほどだと思います。
それほど広くはありませんが店内にはテーブル席が用意されています。
ヘルシーな七面鳥の雞肉飯
この日は4人で来ていろいろ頼んでみました。火雞肉飯×4、蛤仔排骨湯×2、小菜×4。具体的な金額は忘れてしまったのですが全部で500元弱だったと思います。安いですよね。
主役の火雞肉飯。一見ササミをほぐしてるような見た目ですが、しっかり味付けされているので美味。柔らかくてジューシーです。それに七面鳥の肉は鶏肉に比べる脂っぽくなくてヘルシーなんですよ。
火雞肉飯・小(30元)
蛤入りのスープ。日本のお吸い物のような感じではなくもっとあっさりした印象ですね。
蛤仔排骨湯(40元)
タケノコの煮物。台湾の小菜ではお馴染みです。
魯筍絲(30元)
高麗菜、キャベツの煮物。シャキシャキとよい食感。
こちらは卵焼き、たぶん菜脯蛋かな。フワフワ具合がいいですね~。
焼き魚。タンパクな白身でかかっているタレと食べると美味しい。何の魚なんだろう?
雞肉飯の本場である嘉義の火雞肉飯、七面鳥の雞肉飯が台北で食べられるお店。それに雞肉飯以外にも美味しい料理が豊富に揃っているのでおすすめですよ~。
店舗情報
住所 | 台北市中山區龍江路356巷4號 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
休日 | |
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