台北で美味しい朝ごはんが食べられる豆漿店を挙げるとおそらく五本の指に入るであろう人気店の1つ鼎元豆漿。以前は盛園豆漿という店名で中正紀念堂の向かいの杭州南路沿いにありましたが、現在はすぐ近くの金華街沿いに移転して(たぶん移転させられたのではないかと思います)鼎元豆漿と店名を変えています。移転前のお店にもよく行っていたのですがそれほど人気があったとは感じなかったんですよね。移転後に急に人気が上がったような印象で雑誌などにも度々取り上げられています。といわけでもうすっかり有名になって既にお馴染みの感もありますが、今回は鼎元豆漿を紹介したいと思います。
鼎元豆漿
朝ごはん時には長い行列ができる人気店
豆漿店は往々にして開店時間が朝早いのですが、鼎元豆漿はその中でも特に早くて早朝4時からオープンしてます。そんな朝早くから食べに来る人がいるんだろうかと思うのですが、いるんでしょうね。このときも4時過ぎに来たのですがお客さんいましたもんね。時間帯によっては長い行列を作ることで有名ですがさすがにこの時間なら空いています。
お店に入って右手にカウンターがあり、ここで注文します。手前の外帶結張と書いてあるところがテイクアウト用の注文カウンター、奥の內用結張と書いてあるところがイートイン用の注文場所です。
入口付近にメニューを書いたこんな紙があったのですが、たぶんイートイン用のオーダーシートではないと思います。なので注文は口頭でするんだと思います。ただ口頭注文がどうしても難しかったらこの紙に記入してもまあ、いいのではないかと・・・ このときオーダーシートかと思って記入して渡したら受け取ってもらえました。
カウンターの上にもメニューがあるので参考に。
ショーケースには酥餅などが並んでいます。酥餅とはパイのようにサクサクした食感のパン(という表現が適当かどうかわかりませんが)で中にキャラメルや黒ゴマなどの餡が入ったものがあります。
注文したら清算して商品を受け取って席に着きましょう。そこそこ席数はありますが朝食の時間帯になるとあっという間にいっぱいになってしまいます。
安いのにスープたっぷりの小籠包
小籠包はもうちょっと時間がかかるとのことで番号札をもらって席に着きました。
しばらくして小籠包到着。なかなか美味しそうですよ。
箸や調味料などはセルフサービスになっているので自分で取っていきましょう。
ではいただきま~す。
甜豆漿(冰)(20元)、小籠湯包(100元)
小籠湯包は一籠8個入り、これで100元というのは台北ではかなり安い。鼎泰豊が10個で350元なのでその安さが分かると思います。
安くても薄皮でスープがしっかり入っているタイプの小籠包です。
中からはスープがたっぷりと。小籠湯包ですからね。さすがに鼎泰豊と同等のクオリティとはいきませんが、それでもじゅうぶんに美味しいですよ。
こちらは鹹豆漿と蛋餅。
鹹豆漿(30元)、蛋餅(30元)
鹹豆漿はラー油をかけていただきます。あまりカッチリ固まらずふるふるの状態が維持されるタイプの鹹豆漿ですね。どちらかというと阜杭豆漿の鹹豆漿の方が好きですがこちらもなかなか美味しいですよ。
蛋餅は皮がモッチリでいい食感。フワッと焼かれた卵もいい感じです。
甘い系の酥餅。これは中に蜜糖(キャラメル餡)が入ったもの。
蜜糖酥餅(20元)
豆漿店って蛋餅とか燒餅なんかが定番ですが、個人的にこの甘い系の酥餅が好きなんですよねー。サクサクの食感の生地に甘いキャラメル餡がよく合ってほんと美味しいんですよ。コーヒーなんかに合わせてもよさそうですねー。
時間帯によっては長い列ができる人気ぶりなのでちょっと時間をずらすとよいかもしれません。ただ、あまり遅いと売切れで閉店になってしまうので注意が必要です。行列はテイクアウトとイートインの2種類あるので間違えないようにしましょう。イートインの行列は意外に少ない場合が多いですよ。
店舗情報
住所 | 台北市大安區金華街30-1號 |
営業時間 | 4:00〜11:30 |
休日 | |
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