台湾の麺料理と言えば誰もがまず最初に挙げるのは牛肉麺ですね。どの街に行ってもたくさんの牛肉麺店を見かけます。中でもやっぱり台北には牛肉店の名店が数多く存在します。永康牛肉麺や林東芳牛肉麺は日本人にも良く知られた有名なお店ですよね。そんな中で日本ではあまり名前を聞きませんが海外で評価の高い牛肉麺のお店が台北にあるのです。忠孝新生の七十二牛肉麵というお店なのですが、アメリカのグルメサイトで2年に渡ってアジアのベストレストラン101店に選ばれたという快挙。というわけでその七十二牛肉麵の牛肉麺を食べに行ってみましたのでご紹介します。
七十二牛肉麵
アジアベストレストラン101に選ばれた牛肉麺
七十二牛肉麵はMRT忠孝新生駅近くにある牛肉麺お店。5番出口から出るのが1番便利で歩いて2、3分ほどの場所にあります。看板の上に「美國評選亞洲百大第七十四名最佳餐廳」と書かれてますが、実はアメリカのThe Daily Mealというグルメサイトで七十二牛肉麵が2013年、2014年のアジアベスト101に選ばれたんだそうな。
入口の前に何か白いものがたくさん飾られてると思ったら何とコレ全部牛骨。出汁に取った後の骨ってことですかね・・・斬新というか何というか、取り敢えず話題性はありますよね。
昼の営業が終わる2時半のちょっと前ぐらいという中途半端な時間に訪れたにも関わらずほぼ満席状態。さすがにすごい人気ですねー。
注文はオーダーシートで行います。七十二牛肉麵に来たらまず食べて欲しいのは清燉牛肉麵。牛骨をじっくり煮込んで作られる白濁スープの牛肉麺でこのお店の看板メニューです。もう1つのおすすめは小菜類のメニューにある炒滷味。これもぜひ食べて欲しい料理です。
こちらの小菜はセルフサービス。欲しいものを自分でとってきて後で一緒に清算します。
牛肉麺といえば酸菜(右)。こちらは無料です。
こちらは炒滷味という料理に合わせたい蒜頭辣椒と辣椒(超辣:超辛いって書いてます)。こちらも無料。
食べ方の注意書きがあります。清燉牛肉麵は先ずはそのままスープを一口飲んで、その後玫瑰鹽で好みの味に整えてくれってことですね。
これはスープ作りについて書かれてますね。3日間、72時間をかけて牛骨を煮込み極上の白濁スープを作っているのです。店名の七十二牛肉麵はここからきてるわけですね。
清燉牛肉麵と炒滷味
初めて来たということで、ここはやはり七十二牛肉麵の看板メニューである清燉牛肉麵と炒滷味を注文しました~。
酸菜も忘れずに。
清燉牛肉麵(160元)
牛骨を72時間かけて煮込んで作られたスープは綺麗な乳白色。とんこつラーメンのスープのような印象ですが、それほどこってりではなく意外にあっさりした優しい味です。
麺も柔らかすぎずほどほどにコシがあってよい。
牛肉は牛肉麺でよく見るゴッテリしたタイプではなくやや薄切りの上品な感じ。柔らかくて肉の旨みもあって美味しいですね。
お好みで玫瑰鹽を入れてもOK。玫瑰鹽って何だろう? たぶんヒマラヤ岩塩のことではないかと思うのですが、ちょっとよく分かりません。
こちらはもう1つの看板メニューの炒滷味。文字通り滷味をニンニクと醤油で炒めた一品でこれがなかなか美味しい! 濃い目の味付けでお酒が欲しくなる味ですね〜。
炒滷味・小(120元)
炒滷味にはこちらの蒜頭辣椒と辣椒もお好みで合わせるとよいですね。ただしかなり辛いので苦手な人は止めておいた方がよいと思います。
ウワサにたがわぬ美味しい牛肉麺でしたよ。牛肉麺はどちらかというと醤油ベースの紅焼牛肉麺を食べる機会が多いと思いますが清燉牛肉麺もなかなか美味しいのでおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台北市中正區濟南路二段71號 |
営業時間 | 月~金11:00〜14:30、17:00〜21:00 土~日11:00〜15:00、17:00〜21:00 |
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