【番薯市八寶圓仔冰】員林で食べた昔ながらの具だくさんかき氷
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員林は台湾中部の彰化県に属する市の1つです。台中市や彰化市には敵いませんが中部の都市の中では員林もそこそこ大きな部類に入ります。美味しい小吃店やカフェなどもたくさんあるし街もコンパクトなので比較的観光しやすいイメージです。YouBikeもあるので自転車でいろいろ回ってみると楽しいですね。台中からは電車で40分ほど(特急なら30分ほど)で行くことができるので、台中へ旅行に行った際に日帰りで遊びに行くのもおすすめです。というわけで今回はその員林から昔ながらのかき氷の人気店、番薯市八寶圓仔冰を紹介します。

番薯市八寶圓仔冰

員林第一市場近くのかき氷店

番薯市八寶圓仔冰は員林第一市場近くにあるかき氷のお店。員林駅からは歩いて10分弱ほどの光明街沿いにあります。店名に「番薯市」と付いているのですが、この周辺には「蕃薯市蜜地瓜」「蕃薯市雞腳凍」と他にも同じように「番薯市」という文字が店名に入っているお店があります。

どうもこの一帯は昔、蕃薯(サツマイモ)の売買が行われていたようで「蕃薯市」と呼ばれていたんだそうです。それでこの辺のお店には「番薯市」という文字が入ってるんだとか。

おすすめは八寶圓仔冰八寶圓仔湯でどちらも30元。安いですね。八寶圓仔冰はかき氷で八寶圓仔湯は温かいスープ上のものです。暑い日、寒い日で食べ分けるとよいですね。

八寶圓仔冰の他、燒麻糬もここのおすすめの1つです。燒麻糬っていうのはお餅に花生粉(ピーナッツ粉)や黑芝麻粉(黒ゴマ粉)をまぶしたもので、日本のきな粉餅のようなおやつです。ただ時期によって販売してたりしてなかったりで、ハッキリしたことは分かりませんがどうも端午節~中秋節の間は売ってないとか・・・ まあ暑いとあまり売れないからですかね。

オーダーシートはないので店頭で口頭で注文して席に着きましょう。

優しい甘さの昔ながらのトッピング

これが八寶圓仔冰です。運ばれてきたときの状態はこのようにトッピングが全て氷で覆われています。何種類ものトッピングが使われていながら、なかなかインスタ映え泣かせな食べ物ですよね(笑)。

八寶圓仔冰(30元)

氷を崩していくと中からトッピングが出てきました~。綠豆、紅豆(あずき)、大豆(花豆)、花生(ピーナッツ)、地瓜(サツマイモ)、粉粿(ゼリーのようなもの)、圓仔(白玉)、鳳梨(パイナップル)などなど具だくさんです。

昔ながらのトッピングで色目は地味ですが自然の優しい甘さで味はとっても美味しいんですよ。ボリュームもほどほどなので燒麻糬を売ってる季節なら一緒に注文してもよいですね。

店舗情報

住所 員林市光明街216號
営業時間 12:00〜23:00
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