台湾にも麺料理はたくさんあって自分でも結構いろいろと食べてきたつもりですがまだまだ知らない料理があるんですよね〜。あるとき台北でどこか美味しい朝ごはんのお店がないかなー、と調べていると、烏醋麵という見慣れない名前の麺良を見つけました。烏醋というのは字面だけみると酢の種類に見えるのですが実はウスターソースのこと。ウスターソースの麺ってどんなのだろう? と興味がわいてきたのでその烏醋麵を扱うお店、台北の萬華烏醋乾麵に行ってみました。
萬華烏醋乾麵
中興橋近くの老舗の烏醋麵店
萬華烏醋乾麵は台北市と新北市の三重区を繋ぐ中興橋のたもと付近にある老舗の麺料理店。看板に創立於1961と書いてありますね。ってことはもう55年以上の歴史があると言うことですね〜。
中興橋のたもとの立体交差になっている部分のちょうど下辺りにお店があって、ちょっと場所が分かり難いかもしれませんので行くのであれば地図でよく確認しながら探してください。
オーダーシートは無いので入口で口頭で注文します。
美味しそうな小菜がたくさん並んでいますよ〜。これは豚肉のいろんな部位の小皿料理ですね。
こちらは滷味ですね〜。滷味はメニューに載ってませんがどれでも一律30元のようです。
メニューの1番左にある乾麵がおすすめの烏醋麵のことです。
注文したら空いてる席に座りましょう。
さっぱり美味しい烏醋麵
ほどなくして料理の揃いました~。主役の烏醋麵にスープと小皿料理です。
こちらがこのお店おすすめの麵。メニューでは乾麵となっていますが烏醋麵です。真っ白の麺にもやしとニラ(かな?)がのっただけというシンプルさ。
乾麵・小(30元)
テーブルに黒いソースが置いてあったので「これがウスターソースかな?」と思って店員さんに聞いてみると「お椀の底にソースが入っているからかけなくていいよ」と。
というわけでよくかき混ぜていただきます。確かに底の方にタレのようなものが見えますね。1口麺を食べて「お、結構歯ごたえがあって美味しい」。見た目から柔らかそうな麺のイメージだったのですが結構コシがあってもっちりしてます。で、烏醋、ウスターソースの方なのですが日本のウスターソースとはちょっと違う味。スパイス感が控えめで代わりに酸味がやや強い印象ですね。意外にあっさりしてるのでツルツルと美味しく頂けます。物足りないと思ったら卓上のソースを更にかけてみるといいかもしれませんね。
豚の肝璉という部位の肉を使ったスープ。
肝璉湯(50元)
肝璉というのは肝臓に繋がっている部位の肉だということです。脂身が少なくしっかりした歯ごたえです。スープは見た目通りあっさり目の味です。
豚の皮の部分と肺の部分。
肉皮(30元)、豬肺(30元)
これが肉皮。プルプルでまさにコラーゲンといった感じ。
こちらは豬肺。なかなか歯ごたえがあって美味しいですね〜。個人的にはこちらの方が好きかも。
お店へ行くにはMRT西門駅を出て成都路を真っ直ぐ中興橋の方へ。お店があるのは橋の脇を通る道なので注意です。間違っても橋を渡らないようにしましょうね(笑)。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區成都路187號 |
営業時間 | 6:30〜13:00 |
休日 | 月 |
HP |