MRT中山駅周辺といえば大きな百貨店やホテルなどビルが立ち並ぶ繁華街というイメージですが、大通りからちょっと外れて脇道に入ると雰囲気のよい路地裏があって意外に散策が楽しい場所だったりします。さらに最近この辺りにいい感じのカフェがいくつかオープンしていて「次回台北に来たら行ってみよう」と密かに計画を立てていたのですが、ようやく行くことができたので紹介したいと思います。
大鶴黑寶 hobo coffee place
目立たない外観で落ち着いた雰囲気
ここは大倉久和大飯店(オークラプレステージ台北)北側の路地裏。奥に見えるのは林森北路を挟んで林森公園の反対側(西側)にある康樂公園です。都会のど真ん中なのですがこの辺りはのんびりした雰囲気が漂っていますね。
そしてこちらが今回の目的地「大鶴黑寶 hobo coffee place」。昨年(2022年)の2月にオープンしたばかりカフェです。
目立った看板がなく、しかも道路沿いに塀があって建物はその奥に建っているので知らないとお店があることに気付かずに通り過ぎてしまいそう。なんだかちょっと隠れ家的なお店ですねー。
店内に入ると左側にカウンター席。
そして奥にはテーブル席があります。わりとゆったりとした落ち着いた雰囲気の空間ですね。パソコンを持ち込んでるお客さんがいるところを見ると長居する人が多いのかな?
何やら紙袋のようなものにメニューが書かれてます。封筒? かと思ったらコーヒー豆を入れる袋でした。
コーヒー、紅茶、ココアなどのドリンクメニュー。
フードメニューはトースト、プリン、パウンドケーキ、ティラミスなど。
こちらはサイフォン(虹吸)で淹れるシングルオリジンですね。
厚切りトーストがおすすめ
これ見た目からして黒糖ラテと思われるかもしれませんが実は「蕨餅風拿鐵」。確かに蕨餅、いや黒蜜のような風味がするかな・・・ それは黒糖ラテじゃないのか、と言われると何がどう違うのか分からなくなりそうですが、まあ美味しいので気にしないことにしましょう。しかし面白いメニューを作りますね。
蕨餅風拿鐵(170元)
カリっと焼いた厚切りのトーストにたっぷりのタマゴサラダがのった「蛋沙拉烤厚片」はちょっと喫茶店を思わせるメニュー。最近こういった喫茶店風のメニューを扱うお店をよく見かけるんですよ。
蛋沙拉烤厚片(150元)
こちらはいっしょに来た高さんが注文した「維也納(ウインナーコーヒー)」。これも喫茶店ならではのメニューですね。
維也納・冷(150元)
シンプルなバタートースト「蛋沙拉烤厚片」。
奶油烤厚片(150元)
さらにトーストをもう1品「烤奶酥厚片」。これが抜群に美味しい。
烤奶酥厚片(110元)
結局トーストメニュー3種類制覇してしまいました。どれも美味しいのでおすすめですよ。
こちらは小さいカップでサービスしてくれた「虹吸單品」の「肯亞(ケニア)」です。ごちそうさまでした。
この辺りは中心部のわりには意外と訪れる人が少ないのではないでしょうか? すぐそばに林森公園、康樂公園があって散歩するにもピッタリだし、けっこう面白いお店があるので穴場のエリアかもしれませんよ。
店舗情報
住所 | 台北市中山區南京東路一段13巷7弄9號 |
営業時間 | 13:00~21:00、金土13:00~22:00 |
休日 | FacebookまたはInstagramで要確認 |
FB | 大鶴黑寶 |
IG | 大鶴黑寶 |