國立自然科学博物館から台湾大道を挟んで國立台湾美術館までおよそ1.5㎞に渡って続いている緑の歩道「草悟道」。途中にある「臺中市民廣場」も含めて台中市民の憩いの場所として親しまれています。また草悟道の周辺には金典綠園道商場、廣三SOGO、勤美誠品綠園道などの大型商業施設、またお洒落なカフェやレストランなどが多く見られ休日ともなると多くの若者でとても賑やかになります。今回はそんな草悟道エリアに昨年(2018年)の夏にオープンしたカフェ「TOKU TOKU matcha & coffee」を紹介したいと思います。
TOKU TOKU matcha & coffee
小料理屋のような雰囲気の和風カフェ
「TOKU TOKU matcha & coffee」は草悟道近くにあるカフェ。店名からも分かるように抹茶も、というよりどちらかというと抹茶がメインの和風カフェです。
レンガの外観がなんともいい雰囲気ですねー。
門から玄関の間にはちょっとした空間があります。草悟道周辺や精明商圏にはこういったスタイルの古い建物をよく見かけるんですよね。それらを上手くリノベーションしたカフェやレストランが多く見られるんですよ。
店内に入ると左手にカウンターがあります。ちょっとした小料理屋か和風のバーといった雰囲気。中にいる2人の女性(日本人&台湾人)が共同オーナーで作務衣のようなユニフォームが印象的です。地元のお客さんにとってはかなり異文化を感じるビジュアルなのではないでしょうか。ちなみに店名の「TOKU TOKU」ってどういう意味か聞いてみたのですが、お湯を注ぐ「トクトク」という音から取ったんだそうです。
奥には座敷の小上がりの席も。
またさらに奥には中庭のようなスペースがあってテーブル席も用意されています。
この日はちょっと寒かったので店内席を選びましたが天気が良ければこちらの席も気持ちよさそうですねー。
メニューはやっぱり抹茶が中心。純粋な抹茶の他に抹茶ラテ、抹茶ソーダなどもあり。抹茶とお菓子のセットなどが地元のお客さんには人気のようです。
フードメニューではトースト、スコーン、いちご大福など。抹茶蛋糕捲はロールケーキかな?
一応ちゃんとコーヒーもありますよ。
トーストと抹茶ラテ
というわけでアイス抹茶ラテをいただきました。トーストが抹茶紅豆吐司(抹茶あずきトースト)と原味小倉吐司(小倉あんトースト)の2種類あったのですが、さすがに抹茶が被ってしまうので「原味小倉吐司」の方をいただきました。
抹茶拿鐵(200元)、原味小倉吐司(130元)
厚切りのトーストにあんことバターがのったシンプルな一品。具だくさんのトーストもいいですが個人的にはこういったトースト自体の美味しさが味わえるのが好きですね。
白と緑のツートンカラーが鮮やかな抹茶ラテ。抹茶の味が濃厚でしっかり苦味もあって美味しいです。台湾ではほんとに抹茶が人気あるんですよねー。
もう一品、ホットのカフェオレもいただきました。
咖啡歐蕾(200元)
日台折衷のなかなか面白いお店なので勤美・草悟道エリアに来たときは立ち寄ってみてはいかがでしょう。
店舗情報
住所 | 台中市西區中興四巷13號 |
営業時間 | 13:00~19:00 |
休日 | 水木 |
FB | TokuToku-matcha & coffee |