台北の西門町にある創業60年を超える有名な老舗喫茶店「蜂大咖啡」。昔懐かしい日本の喫茶店のようなレトロな雰囲気の何とも言えない魅力を持ったお店です。行ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。その「蜂大咖啡」が昨年(2019年)7月に新しいお店をオープン。しかも選んだ場所が台南。さて、いったいどんなお店なのか? これはもう誰もが予想できるでしょうね。そう、まさに予想通り老房子をリノベーションしたお店のようです。「老舗喫茶店」「台南」「老房子カフェ」というキーワードが並ぶとなればこれは絶対行ってみたい! というわけで台南を訪れた際に「台南老宅蜂大咖啡」に行ってみましたので紹介したいと思います。
台南老宅蜂大咖啡
台南のお店は日本風の平屋の建物
「蜂大咖啡」が出店場所として選んだのは台南らしく狭い路地の奥にある場所。Googleマップだとちょっと分かりづらいので説明します。
場所は民族路、忠義路、民権路、公園路に囲まれたブロック。下の写真は民族路から細い路地に入ったところです。ちょっと歩くとさらに細い路地が左手(大きな木のある方)に続くので入っていきます。ちなみにそのまま道なり(右側)に進むと以前紹介した「Paripari apt.」があります。
路地を進んでいくとすぐに「民權路二段64巷」と書かれた標識のある建物があるのでそこを左に入ります。
そのままちょっと歩くと「台南老宅蜂大咖啡」に到着です。それにしてもGoogleマップでみてもよく分からないってさすが台南の路地裏ですね。
門を入ると奥に店舗が見えます。なんか想像してたのとずいぶん違った印象ですね。
台南でよく見かけるレトロな古ビルを利用したお店とは違って平屋の建物を改装しています。瓦屋根があるところを見ると日本家屋なのかな? それに外観は新築かと思ってしまうほどかなりきれいですねー。建物の前には広い中庭もあってなんだか優雅な雰囲気。
中に入るとカウンター席が。
台北の蜂大咖啡でお馴染みのお菓子もちゃんと販売しています。
となりの部屋は広々としてテーブル席が用意されています。
窓際の席からは中庭を眺めることができますよ。
注文はオーダーシート方式。カウンターで受け取って空いてる席に座りましょう。
注文内容が決まったらこちらのシートに記入します。
台北店とは違ってお洒落なメニュー
お店にやって来たのは開店間もない10時前だったので朝ごはんを兼ねてブランチメニューの「老宅限定早午餐」をいただきました。
老宅限定早午餐(180元)
トーストと目玉焼きというシンプルな内容ですが台北の「蜂大咖啡」とは違ってちょっとお洒落な雰囲気ですね。
「老宅限定早午餐」には130元のドリンクを付けることができます。このときは「原味拿鐵(カフェラテ)」をいただきました。
「台南老宅蜂大咖啡」は2棟の建物からなっているようです。店員さんにもう1つの建物について尋ねると中を見せてくれました。どうもVIPルーム的なスペースとして使用するそうです。
食事をしていると中庭に猫の姿が。台南らしい風景ですね。
1匹増えましたよ。
と思ったらさらにもう1匹。なんだ? 猫の集会場になってるんでしょうか(笑)。そんなこんなでのんびりとした時間を過ごさせてもらいました。
店舗情報
住所 | 台南市中西區民權路二段64巷46號 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
休日 | |
FB | 台南老宅蜂大咖啡 |