地元の人に「台中でおすすめのカフェは?」と聞いたとき、わりとよく耳にするのが「沒有名字的咖啡館」というお店。「店名が無いカフェ」というちょっと面白い名前のお店で2015年にオープン。まだまだ若いというイメージですが、パッと派手に登場してあえなく散っていく最近のカフェの傾向を見ているとインパクトはなくても根強く支持されているといった印象を持ちます。いつか行ってみたいと思っていてずっと先延ばしになっていたのですが、ようやく行くことができたので今回はその「沒有名字的咖啡館」を紹介したいと思います。
沒有名字的咖啡館
ゴチャっとした雰囲気のカフェは久しぶり
精明商圈とは言っても忠明南路と華美街沿いを流れる川に挟まれたエリアで、地元の人でなければあまり足を運ばないのではないかという場所。ここで営業している小さなカフェが「沒有名字的咖啡館」。店名は「名前がないコーヒー店」という意味なのです。
入り口前が庭のようになって内部は一段高いところにあるという、あまり台湾では見たことのないタイプの建物です。
なんだか盆栽のような鉢植えがありますが灰皿を一緒に置いてあるのが笑えます(笑)。
店内も不揃いの古い椅子やテーブルを設置した手作り感溢れる雰囲気。
最近は台湾でも洗練されたカフェが増えてるのですが、こういったゴチャっとした雰囲気のカフェは久しぶりに来たような気がします。まだ台湾に足を運び始めて間もない頃を思い出しましたねー。
アイスカフェラテを竹製のストローで
木版にプリントされたメニュー。卡布(カプチーノ)、拿鐵(カフェラテ)、手沖(ハンドドリップコーヒー)、草花茶(ハーブティー)ととってもシンプル。
冷たい拿鐵(カフェラテ)をいただきました。アイスだと+10元なので110元。ご覧のとおりストローは竹製です。世界の情勢を掴むのが早いですね。
拿鐵(カフェラテ)・アイス(110元)
ほぼ開店直後に来たので最初は自分1人だったのですが、その後ポツリポツリとお客さんがやってきて気付くと満席に。あまり派手さはないものの噂通り人気のあるお店だということを実感しましたね~。
店舗情報
住所 | 台中市西區公益路174巷212號 |
営業時間 | 13:00~20:00 |
休日 | 水 |
FB | 沒有名字的咖啡館 |