MRT中山駅、雙連駅の西側にある台北の人気スポット赤峰街。このブログでも以前「Coffee Stand by me」や「赤峰猫舌菓」など取り上げています。古い街並みにお洒落なカフェ、セレクトショップ、雑貨店などがポツポツと見られ、地元の若者に人気のショッピングエリアです。また老舗の小吃店などもあって新旧入り混じった雰囲気は我々観光客にとっても魅力的な雰囲気ですねー。そんな赤峰街でまた新しいお店を発見。今年(2018年)の9月にオープンしたばかりの「饅飽 MAN BAO」を紹介したいと思います。
※「饅飽 MAN BAO」は閉店しました。
饅飽 MAN BAO
赤峰街のおしゃれなリノベカフェ
饅飽 MAN BAOの場所はMRT雙連駅から歩いて2分ほどの赤峰街沿い。この辺りは古い建築物が多くみられるのですがお店の建物は日本家屋の一軒家のような雰囲気でかなり特徴的。1階部分をきれいに改装してお洒落な古民家カフェといった感じです。
店内はカウンター席が数席とテーブル席が1つの小さなスペース。床や壁のタイルがレトロな雰囲気を醸しだしています。小ぢんまりしてなんとなくノスタルジックな雰囲気はいかにも赤峰街のカフェらしい佇まいではないでしょうか。
カフェなのでしっかりエスプレッソマシンも。
オーナー(たぶん)2人のイラストが飾ってあります。確かにこんな雰囲気ですね。
こちらがメニュー。
コーヒー、お茶、ジュースなどの他・・・
「冰箱裡的瓶瓶罐罐」っていうのは冷蔵庫の中にあるドリンク。
こちらがその冷蔵庫。海外のジュースの他、ビールなどもあります。
そして主役の饅飽。
饅飽は4種類ほどありますね。ソーセージとピーナッツバター、キムチと豚肉、パイナップルとチキン、チキンと麻辣醤などなかなか興味深い内容です。
お水、ナイフ、フォークなどはこちらからセルフで。
もっちり饅頭のバンズが美味しいニューバーガー
饅飽から醬燒乾煎雞。飲み物は鳳梨冰茶氣泡を注文しました。
饅飽・醬燒乾煎雞(220元)、鳳梨冰茶氣泡(140元)
具はチキンソテー、それにパイナップルというのが独特ですねー。さてチキンにパイナップルが合うのかな。
見た目ははっきり言ってハンバーガーですがこのバンズが饅飽の最大の特徴。普通のハンバーガーのバンズとは違って饅頭を使っています。白い色から台湾の伝統的小吃の刈包を連想しますがこれともちょっと違います。オーナー曰く「饅頭のバンズはモチモチ感がある、刈包はちょっとドライな感じ」。確かに刈包はやや四角で上下繋がってるし、もうちょっとかっちりしてる気がします。
包み紙を別にくれるのでこれにくるんで食べましょう。
こんな感じで・・・
確かに刈包に比べると饅頭のバンズはモッチリしていい食感です。ほのかに香る小麦粉の甘い香りもいいですね。そしてチキンにパイナップルが意外に合う。まあ酢豚にパイナップルが使われるくらいですから当然と言えるのでしょうか。ともかく刈包ともハンバーガーとも違う新しいカテゴリーの饅飽、なかなか美味しいです。
鳳梨冰茶氣泡、つまりパイナップルティーのソーダ。果肉も入っています。パイナップルが被っちゃいましたね(笑)。まあ美味しいのでいいです。
赤峰街にまた新たに魅力的なお店が増えましたねー。お店の雰囲気もよいし、何より饅飽という新しいジャンルが面白い。他のメニューも気になるのでぜひまた食べてみたいと思います。
店舗情報
住所 | 台北市大同區赤峰街77巷2號 |
営業時間 | 火~土11:00~19:30、日11:00~18:00 |
休日 | 月 |
HP | 饅飽 MAN BAO |