台湾旅行へ行く人の大部分が利用するであろう桃園国際空港は台北市からやや東へおよそ30㎞ほど離れた桃園市にあります。空港から台北市内へ移動するには主に2つの方法があります。桃園MRT空港線を利用するか、またはリムジンバスを利用するという方法です。今年の春に運行開始した桃園MRT空港線は終点の台北駅まで40分弱ほどで到着し、バスのように渋滞の影響を受けることもないので多くの人が利用するようになりました。しかしリムジンバスも料金がMRTよりも安く、降車場所が台北駅のすぐ傍(桃園MRT空港線の台北駅は台北駅のやや西の位置にあります)といった理由から今でも利用する人は結構います。MRTができたおかげで以前のように混み合うことも少ないと思うので状況によってはバスもまだまだ便利に利用できると思います。というわけで改めて桃園空港から台北駅へリムジンバスで移動する方法を紹介したいと思います。
目次
バス乗り場
第1ターミナル
第1ターミナルのリムジンバス乗り場へ行くには1階の到着ロビーに出た後地下1階へ降りていきます。
第1ターミナルの到着ロビー。「巴士乘車處(バス乗り場)」と書かれた方向へ進んで行きます。
右手のエスカレーターを下へ降りて行きます。
「客運巴士」と書かれた方向へ。
そのまま「客運巴士」の方向へ進んでください。
右へ進むとチケット売り場があります。
行列が出来ているところがチケット売り場です。左手がバス乗り場。
外に出るとバス停が並んでいます。
國光客運の1819線のバス乗り場は5番です(2017.10.18現在)。
※変更される可能性もあるので注意してください。
荷物を預ける場合は係員に伝えて格納庫に入れてもらいます。
第2ターミナル
第2ターミナルのリムジンバス乗り場は到着ロビーに出た後、ぐるっと反対側へ回って行きます。
第2ターミナルの到着ロビー。
「客運巴士」と書かれている方向、到着ロビーを出て右の方へ進んで行きます。
突き当りを更に右へ曲がります。
このまま真っ直ぐ奥まで進んで行きます。
奥まで行くと左手にチケット売り場があります。
外へ出るとバス停があります。
國光客運の台北駅行き1819線のバス乗り場は3番です。
桃園空港~台北駅の料金
往復で買うと割引
桃園空港~台北駅の片道の料金は125元です。往復で買うと230元なので20元お得です。ちなみに桃園MRT空港線の桃園空港~台北駅の料金は160元です。
悠遊カードも利用可能
悠遊カードも利用可能です。乗車するときにセンサーにかざしてバスに乗り込みます。バスを降りるときも同様に悠遊カードをセンサーにかざして下車します。
台北駅までの所要時間
台北駅までは混雑しなければ約50分ほどで到着します。台北市に入ると途中で何か所か停車しますが台北駅は終点なのでそのまま乗り続ければ大丈夫です。
リムジンバスの設備
充電用のUSBポート
座席には充電用のUSBポートが設置されています。これは嬉しいですね〜。しかし全然目立たないので見落とす人もいるんじゃないかな・・・
無料Wi-Fi
國光客運のリムジンバスにはフリーWi-Fiが完備されています。このあたりは台湾の素晴らしいところですね〜。接続方法(iPhoneの場合)については下記記事を参考にしてください。。
台北駅の東三門付近に到着
台北駅北東側に隣接するバスターミナル「國光客運台北車站」をちょっと過ぎたあたりの台北駅の東三門に停車します。バスの背後に見える建物がバスターミナルです。以前はこの場所で乗降車とも行っていたのですが、現在桃園空港行きの1819線(台北駅~桃園空港)の乗車は「國光客運台北車站」のバスターミナルで行っています。
1819線は24時間運航
1819線は24時間運航で、10分〜20分間隔でバスがでているので非常に便利です。(但し、深夜・早朝は本数が少なくなります)
参考:【1819】桃園國際機場-臺北(國光客運 )
まとめ
桃園MRT空港線の最終列車は夜11時半ごろなので深夜に到着した場合はリムジンバス一択ですね。日中はリムジンバス、桃園MRT空港線ともに一長一短あるので状況に合わせて使い分ければよいと思います。