台湾の朝ごはんと言えば豆漿店。で、その豆漿店で決まって売られているのが「蛋餅」ですね。クレープのような生地を鉄板で焼き上げた実にシンプルな料理なのですが、お店によってけっこう違いがあるんですよ。生地自体に特徴があったり、さまざまなトッピングが選べたりと、いろんなお店に行って食べ比べてみるのも面白いですね。というわけで今回は台北の行天宮近くにある蛋餅が美味しいと評判のお店「喜多士豆漿店」を紹介したいと思います。
喜多士豆漿店
行天宮の近くにある小さな早餐店
「喜多士豆漿店」はMRT行天宮駅から歩いて7、8分ほどの場所にある小さな早餐店(朝ごはん屋さん)。看板には「喜多士 豆漿・蛋餅」と書かれているので「喜多士豆漿」「喜多士蛋餅」「喜多士豆漿蛋餅」「喜多士蛋餅店」などいろんな呼び方をされているようです。店名がいまいちはっきりしないのは台湾ではありがち(笑)・・・
店頭のキッチンではせっせと蛋餅の生地作り。看板にわざわざ「蛋餅」の文字を入れているだけあって一番人気のメニューです。
店内にオーダーシートが置いてあるのでペンとともに1つ取って空いてる席に座りましょう。ちなみにメニューには「喜多士豆漿店」と書いてあるのでこちらが正式な店名なのかな?
入り口にお客さんがたくさん群がっていてもイートインなら気にせず中に入って行けばOKです。ほとんどのお客さんはテイクアウトなので店内は空いてる場合が多いんですよ。
食べたいものにチェックを入れたら店員さんに渡します。イートインの場合は「內用」にチェックを入れて桌號(テーブル番号)を記入するのも忘れないようにしましょう。
蛋餅はサクサクと歯触りの良い食感
注文したのは「蛋餅」と「溫豆漿加米漿」。
蛋餅(35元)、溫豆漿加米漿・小(15元)
店内にソースが置いてあるのでお好みで。蛋餅には醬油膏や辣椒醬をかけて食べるのがおすすめです。
豆漿と米漿(お米とピーナッツから作られた飲み物)をミックスした「溫豆漿加米漿」。台湾では飲み物を注文するときに(熱)ホット、冰(アイス)の他に溫(ぬるい)というのがあるのが面白いですねー。これはホットでもアイスでもない、ぬるい「溫豆漿加米漿」です。
蛋餅には醬油膏(とろみのある醤油)をかけていただきました。
蛋餅はお店によっていろいろ。よくあるのはクレープのようなモッチリしたタイプですが、こちらの蛋餅は表面がカリっと焼かれているのでサクサクと歯触りがよいと評判なのです。中にはふっくらとした卵焼きが入っていてこれが生地と相性が抜群。人気があるのも分かるような気がしますねー。
台湾では朝ごはんの定番ですが一味違う蛋餅が食べたいという人にはおすすめのお店ですよ。
店舗情報
住所 | 台北市中山區民權東路二段71巷15號 |
営業時間 | 6:00~11:00 |
休日 | 月 |
HP |