
前回台東を訪れたのは2019年の4月。それからもう6年経ったわけですがその間もいろいろと現地の情報はチェックしていました。さすがに6年もあれば気になるお店もどんどん増えてくるわけですがその中でも特に気になったのが「珈琲小美」というカフェ。いや、写真など見る限り喫茶店といった方がよいかも。台東のカフェもいろいろと行きましたがここはそれらを上回る魅力がありそう。というわけで今回の台東旅行でようやく行くことができました。
珈琲小美
古風なビルに店舗を構える
「珈琲小美」は台東市中心部の中正路~寶桑路間の光明路沿いにお店があります。
外壁に施された鮮やかな模様が印象的な古ビルの1階に店舗を構えるのが今回訪れた「珈琲小美」。
見るからに古さを感じさせる入口なのですが建物自体の印象のせいかなんだか上品な雰囲気を醸し出していますね・・・
外から見たときは「中は薄暗いのかな?」と思いましたが意外にも明るい店内。それにいい具合に古さを残してリノベーションされたすっきりとして落ち着きのある雰囲気ですね。
ほんとに日本の老舗喫茶店のような佇まいを見せています。まさに期待通り。お店はオーナーと思われる男性、それに女性のスタッフの2人で運営されているようです。
使い込まれた椅子やテーブルなど店内の雰囲気によく合っていますね。
カウンターの背後にメニューがあります。「柒」というのはオリジナルのブレンドのことかな? ブラックコーヒーの他「濃縮咖啡」「咖啡歐蕾(カフェオレ)」「冰咖啡」「冰滴咖啡」などのバリエーションあり。
シングルオリジンは「衣索比亞(エチオピア)」「肯亞(ケニア)」「瓜地馬拉(グアテマラ)」「哥倫比亞(コロンビア)」「巴西(ブラジル)」「坦尚尼亞(タンザニア)」など。
コーヒー意外にも「奶昔(ミルクシェイク)」や「水果酵素気泡飲」、また琴酒(ジン)、威士忌(ウイスキー)などお酒のメニューもあります。
コーヒーはネルドリップで淹れるようです。台湾ではあまり見たことがないですねー。いや、初めてみたかも?
ネルドリップで淹れるコーヒー
まず注文したのはオリジナルブレンドの「柒」、それに「起司蛋糕」をいただきました。
柒(160元)、起司蛋糕(140元)
とても香りがよくほどよい酸味が心地よいですね。
しっとりした食感と濃厚なチーズの風味が何とも言えない美味しさ。コーヒーによく合います。
もう1杯「奶昔」をいただきました。
奶昔(200元)
量を抑えた上品な感じのミルクシェイク。濃厚な味でありながら甘さは控えめなので意外にさっぱりとした後口なのです。
後日再訪した際にいただいたメニュー。
咖啡歐蕾(170元)
よく混ぜていただきます。ミルクが加わってほっとする優しい味になっています。
さらにスイーツメニューから「蜂蜜味噌核桃蛋糕」を注文。こちらはパウンドケーキですね。
蜂蜜味噌核桃蛋糕(140元)
蜂蜜核桃蛋糕というのはまあ聞くのですが「味噌」というのは珍しい。しかしこれが蜂蜜の甘さにほんのり味噌の塩気がプラスされて絶妙に美味しい。それに外側がわりとこんがりめに焼かれているので香ばしさもあってよいですね。
最後にもう1杯「冰咖啡」をいただきました。
冰咖啡(170元)
すっきりと力強い味が印象的。このときは暑い日だったこともあってより美味しく感じましたねー。
冰咖啡を飲んでいる際に女性のスタッフが「(日本語で)冰滴咖啡です」と少量サービスしてくれました。同じ冷たいコーヒーでも冰滴咖啡は冰咖啡とはまた風味が若干違って面白いですね。
ちなみに女性スタッフはどうやら日本語が堪能なようです。ちょっと話をしたのですが成功の「Monday coffee & food」、そして金樽の「TUESDAY COFFEE TO GO」の老閣娘であるAmiちゃんと知り合いのようでした。ビックリ。
実際に訪れてみて確信、台東で最もおすすめしたいカフェはここ「珈琲小美」だと自信をもって言いたいと思います。
店舗情報
| 住所 | 台東縣台東市光明路65號 |
| 営業時間 | 14:00~23:00 |
| 休日 | 月火 |
| リンク | 珈琲小美 |













