【咖啡一派 The Coffee Folks】南洋の空気が漂う白いビルのカフェ

嘉義市でも面白そうなカフェをよく目にします。しかも調べていると嘉義駅周辺のコンパクトなエリアにかなりの数が確認できるような気がしています。数日間の滞在ではとても全て回っている時間はないので「ここはどうしても行きたい!」というお店を厳選して計画を立てます。今回訪れた「咖啡一派 The Coffee Folks」もそんなカフェの1つです。

咖啡一派 The Coffee Folks

マレーシアから嘉義へ

嘉義駅前から南へ向かって伸びる西門街を歩きます。飲食店などはあまり多くないようで古い建物が立ち並ぶ静かな通りと言った印象。その中に現れる真っ白い上品なビルが一際目を引くのですがここが今回訪れたカフェ「咖啡一派 The Coffee Folks」です。

こちらのカフェ、2021年の夏ごろオープンしたということでもうすぐ3年目を迎えるようです。外観といいロゴの印象といいなんだか大人向けのカフェといった雰囲気ですね~。

実はこちらのオーナーはマレーシア出身なんだそうです。なのでどこか南洋の雰囲気を感じさせるものがあるのかも、と期待。また入り口に「We serve food, coffee & music」と書かれているように店内にはオーナーの趣味と思われるレコードなどがたくさんディスプレイされています。

1階にも席がありますが2階の方が広いのでメニューを受け取って上へ移動します。

黒板にもメニューが書かれてあるのでチェックしておきましょう。

2階の様子。窓際にカウンター席があり中央にはテーブル席。適度にスペースがあってゆったりしているのがいいですね。

オリジナルのカヤジャムのトースト

ドリンクは面白そうなメニューがけっこう多くてどれを注文しようか悩みましたがコーヒーにミルクと練乳を合わせた「一派特調咖啡」を選択。コーヒーに練乳といえばベトナムコーヒーを連想しますが意外にほどよい甘さでまろやかな口あたりです。

一派特調咖啡(140元)

そしてフードメニューから「咖啡一派 The Coffee Folks」でも人気上位の「迦椰吐司(カヤトースト)」をいただきました。カヤトーストとはトーストにカヤジャムを塗ったものでシンガポールの定番グルメとして知られていますがこちらのカフェのオーナーの出身地でもあるマレーシアでもよく食べられているそうです。

迦椰吐司+半熟蛋(110元)

カヤジャムは砂糖、ココナッツミルク、卵、パンダンリーフ(ニオイタコノキ)から作られたジャム。日本では馴染みがありませんが台湾でもそれほど見かけることはありませんね。

カヤジャムはかなり甘いイメージがありますがこちらのカヤジャムはオーナーの自家製で甘さはやや控えめのようです。バターと相性が良くてサクサクのトーストと食べるとこれがウマい。

迦椰吐司(カヤトースト)」は半熟玉子を付けることができますよ。

こちらはコーヒーにレモンジュースを合わせた「檸檬咖啡」。台湾ではよく「西西里咖啡」という名前でメニューにのっていることがあります。ほろ苦いエスプレッソにスッキリしたレモンジュースがよく合います。

檸檬咖啡(150元)

別の日再訪していただいた「南洋奶茶」。ミルクたっぷりでほっとする味です。

南洋奶茶(130元)

プリンにセイロンティーのアイスクリームを添えた「一派布丁ft. 錫蘭紅茶冰淇淋」。前回訪問時は売り切れていたのでこれも人気メニューのようですね。

一派布丁ft. 錫蘭紅茶冰淇淋(150元)

滑らかな口あたりのプリン。

ほのかにお茶の風味が漂うアイスクリーム。美味しい。

静かで落ち着いた雰囲気もよいですし、ちょっと南洋を感じさせるメニューなども新鮮で面白いですね。嘉義に来たらおすすめのカフェですよ。

店舗情報

住所 嘉義市西區西門街152號
営業時間 11:00~18:00
休日 月火
リンク 咖啡一派 The Coffee Folks
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