高雄で朝ごはんを食べるならどこがいい? と聞かれたらまずおすすめしたいのはMRT市議會駅近くにある老舗早餐店の興隆居。朝ごはんの時間帯にはいつも行列を作っている高雄でも屈指の人気店です。おすすめのメニューは肉まん。興隆居では湯包と呼ばれています。名前からも想像できるようにスープたっぷりのジューシーな餡が魅力です。というわけで今回はその「興隆居」に行ってみたので紹介したいと思います。
興隆居
創業60年以上の老舗早餐店
高雄で朝ごはんならここ興隆居、大きな看板に「創始於1954年」とあるように60年以上の歴史がある早餐店の老舗です。ちなみに左隣には果貿來來豆漿というこちらもまた人気の早餐店があって両者しのぎを削っております。早朝はこの一角に人が群がるのです。
興隆居の看板メニューはジューシーな肉まん。こちらでは湯包と呼んでいます。店頭ではセイロを並べて湯包が次々と蒸しあげられていきます。
店頭の反対側ではもう1つの人気メニュー燒餅に挟む卵焼きなどがガンガン焼かれていました。
注文は列に並んで行うのですが、ここでちょっと注意が必要。列は湯包と燒餅の2つあるのです。燒餅の方が店の奥まで続いているので両方食べるなら湯包⇒燒餅と並んで買いましょう。燒餅の方に並んでも湯包をついでに買っていけそうなのですが、湯包はほとんどのお客さんが注文して飛ぶように売れていきます。なので売り切れになって蒸しあがり待ちになることがあるので先に燒餅の方に並んでしまうと湯包が買えずに先に進んでしまうことがあるのです。
新しいセイロが到着したそばからどんどん売れていってあっという間に無くなってしまんですよ。
やっと湯包ゲット。
続いて燒餅の注文に。買わない場合は奥のレジに進んで行きましょう。
燒餅に油條(揚げパン)、酸菜(たかなのような漬物)、蛋餅、蔥蛋(ネギ入り卵焼き)などいろんな組み合わせのトッピングがあります。
欲しものを口頭で伝えると作ってくれますよ。
他にもハム+目玉焼き、サンドイッチ、蘿蔔糕、飯糰などいろいろあるので食べたいものがあったら自分で取ってトレイにのせます。
一番奥のレジのところに飲み物があるのでここで豆漿(豆乳)をゲット。最後に清算します。
清算したら空いてる席を探して座ります。
2階へ上がってみました。2階はガラガラですね。タイミングがよかったのかな。
湯包、燒餅+蔥蛋、豆漿を注文してみました
さて、やっと落ち着いて食べることができます。
湯包(18NTD)、燒餅+蔥蛋(30NTD)、豆漿・冰(15NTD)
湯包、燒餅の列で時間がかかったので熱々ではなくなってます。湯包をレジの直前にして欲しいですよね。最初に湯包ゲットだとどうしてもこうなっちゃいますよ。
まあ、それでもジューシーさは保ってます。スープたっぷりで餡もしっかり入ってさすがの美味しさです。
こちらも人気の燒餅。蔥蛋(ネギ入り卵焼き)を挟んでいます。油條(揚げパン)も入れようかどうか迷ったのですが量が心配だったので結局蔥蛋だけにしました。店員がわざわざ「油條はいる?」って聞いてきたのでやっぱり人気があるんでしょうね。うーん、やっぱり入れとけばよかったかな。燒餅は比較的薄焼きでサクサク、蔥蛋はふっくらしてネギの香りがよくてこちらも安定の美味しさです。
興隆居の豆漿はオリジナルのカップ入り。サイズは小さめですね。
台北に阜杭豆漿があるなら高雄には興隆居があるといったところでしょうか。初めて高雄に来たならおすすめのお店です。隣の果貿來來豆漿と朝ごはんをハシゴするのもいいかもですね。
店舗情報
住所 | 高雄市前金區六合二路186號 |
営業時間 | 4:00〜11:00 |
休日 | 月 |
HP |