もうブームという言葉だけでは片付けられないほど台湾のカフェ文化は進化を続けています。今でも新しいお店は次々と誕生してその勢いは留まることをことを知りません。台北はもちろん、台中、台南、高雄など地方都市にも個性的なお店がたくさんあります。では台湾を代表する観光スポットである太魯閣をはじめ大自然の魅力が溢れる街として知られている花蓮はどうか? もちろん花蓮にも魅力的なカフェが多数存在するんですよ。今回はそんな花蓮のカフェの中でも個人的に最もおすすめなお店「Giocare 義式.手沖咖啡」を紹介したいと思います。
Giocare 義式.手沖咖啡
陶芸と生け花と猫
繁華街からちょっとだけ離れた場所にある樹人街沿いで営業するGiocare 義式.手沖咖啡。このあたりは官公庁や中学校のあるのんびりとした雰囲気の場所で、パッと見渡した限りお店らしいところはここの他見当たりません。
古い日本家屋の建物を利用したこちらが今回紹介するGiocare 義式.手沖咖啡。店名のイメージからはちょっと想像できない古民家風のカフェです。
いわゆる老房子のリノベカフェ、という部類になるんでしょうが元の状態からあまり手を付けていないのではないかと思われます。しかし朽ちた部分など、周囲を木々に囲まれた雰囲気にマッチしていい味をだしてますよね。
お店は基本的に屋外で営業しているということになるでしょうか。キッチンはおそらく納屋らしきものがあったのではないかと思われる部分を改造しています。屋根はありますが半分屋外ですね。
客席は庭の部分に設置。1席だけパラソルがありますが他は完全に空の下です。雨の日はどうなるんだろう? お休みになるのかな。
ちなみに建物の中には客席はなく作業場所となっています。ロースターマシンがあったのでコーヒー豆の焙煎を行っているんだと思います。またこちらのお店は陶芸も行っていてマグカップやお皿を自作しています。
テーブルやカウンターなどいたるところに花が生けてあります。スタッフが一つ一つの花卉に花を生けている姿がなんだかほっこりしましたね~。
こちらには自作のお皿やカップなどが陳列されています。
またGiocare 義式.手沖咖啡は猫がたくさんいることでも有名。数匹の猫が自由きままに店内をうろついてます。けっこういましたね。4匹は見たと思いますよ。
自作のカップでいただく自家焙煎コーヒー
こちらがメニュー。かなりシンプルです。右がコーヒーのメニューですね。「SOE」というのは「Single Origin Espresso」のこと。つまり単一の豆を使ったエスプレッソベース。「Giocare Blend」はお店のオリジナルブレンドの豆を使ったものですね。左はスイーツメニュー。このときはブラウニー、チーズケーキ、パウンドケーキの3種類がありました。それにしても達筆ですね。
まずは1+1を注文。1+1はエスプレッソに対してカフェラテ又はカプチーノといった組み合わせをよく見るのですがGiocare 義式.手沖咖啡ではカプチーノとハンドドリップが選べるようです。そういうことなら、とハンドドリップを選ぶことに。豆は数種ある中から好きなものを選ぶことができます。
1+1(エスプレッソ+ハンドドリップ)・コスタリカ(200NTD)、蜂蜜檸檬乳酪蛋糕(ハニーレモンチーズケーキ)(120NTD)
1+1の豆はコスタリカを選択。こちらはエスプレッソ。
そしてハンドドリップコーヒー。
スイーツから蜂蜜檸檬乳酪蛋糕もいただきました。ほんのりと蜂蜜の甘さ、そしてレモンの風味がよい爽やかな味のチーズケーキです。
こちらはサービスでいただいた1杯。ありがとう。
最後にもう1杯、Giocare Blendの拿鐵(カフェラテ)をいただきました。きめ細かいミルクがまろやかでホッとする味です。
拿鐵(カフェラテ)(120NTD)
これはオリジナルのピンバッジ。1個100元です。かわいいので帰り際に1つ買っていきました。
花蓮にも素晴らしいカフェがたくさんありますが個人的にイチオシはここGiocare 義式.手沖咖啡。自然豊かな花蓮らしい魅力たっぷりのお店ですよ。
店舗情報
住所 | 花蓮市樹人街7號 |
営業時間 | (夏季)14:00~19:00、(冬季)15:00~19:00 |
休日 | 水木 |
FB | Giocare義式.手沖咖啡 |