台東の海岸線を通る道路「台11線」沿いに「東河包子」というとっても人気のある包子の専門店があります。台東市中心部からはバスで1時間ほど。はっきり言って田舎であり周囲には住宅もお店もまばらな地域なのですが、多くの人がわざわざ遠くからこのお店の包子を買いにやって来るほどの有名店なんですよ。ちなみに以前台湾で行われた人気包子店のネット投票(参考記事:「嵐の中でも食べたい! 台湾人気包子ベスト10」)では当然のごとくベスト10に入ってました。というわけで今回はその「東河包子」を紹介したいと思います。
東河包子
台東の海沿いにある人気包子店
東河包子は台東市中心部からやや離れた東河鄉という海沿いにお店があるのでバス、またはタクシーで行く必要があります。今回は台東バスターミナルからバスで行ってみました。
こちらが台東バスターミナル。なんか工事中のようですがバスはちゃんと運行しています。建物の奥にバス乗り場がありますよ。
バス乗り場はNo.1~No.7まであります。
東河包子へ行くバスはいくつかあるのですがこの日乗った路線は鼎東客運の「8109(台東~泰源)」。
マイクロバスのような小さなバスで中はごらんの通り。小さくてもちゃんと悠遊カードは使えますよ。
最寄りのバス停「東河包子」までは1時間ほどで到着です。しかしバス停がもう「東河包子」なんだからその人気ぶりが分かるかと思います。たぶんここに来る人が多いからこのバス停作ったんじゃないかな。
右に見える建物が東河包子ですよ。
予想外の立派な建物でビックリ! 周りには何もない海沿いの道路のお店なのに・・・ 包子でこんな店舗を建てるなんてどれだけ人気なんだよ。
店内に入って左手に注文カウンターがあります。
日本語でも書かれてるので分かりやすいです。やっぱり日本人観光客も買いに来るんでしょうね。
こちらは数量限定のメニューですね。タロイモを使った包子の饅頭のようです。
飲み物もあります。
お土産も売ってるみたいですねー。ちょっとした観光スポットと化してますね。
店内にはテーブル席があるのでイートインすることも可能です。
テラス席もありますね。ただ夏場は蚊がいるのがちょっと難点。
もっちり生地にジューシーな豚肉餡の肉包
というわけで包子を買ってみましたよー。
まずはこれは絶対外せない肉包。表面に波があって赤い印が無いのがそうです。
肉包(22元)
大きさはやや小ぶり。ふっくらと蒸しあがった生地の中には豚肉餡がゴロっと入っています。これがジューシーでとってもウマい! ちょっと粗めの餡で小さなお肉の塊も混ざってるので肉々しい食感もアップ。
表面に波があって赤い印があるのは酸菜包。
酸菜包(25元)
高菜のような漬物入りの包子です。日本語メニューにもはっきり「高菜まん」って書いてありましたね。よく高菜を知ってるなぁ、とちょっと感心しました・・・
日本ではちょっと見かけない包子ですがザクザクとした食感の酸菜が意外にもっちりした生地に合います。これはなかなか美味しい。
続いて甘い系の包子。数量限定の芋頭包です。表面に模様の無いタイプで印も無くのっぺりしてます。32元ってけっこうするんですね。肉包より10元高い。
芋頭包(32元)
中にはズッシリとタロイモ餡が入っています。ほんのり甘くて予想通りの美味しさ。タロイモ好きはぜひお試しください。
表面に模様の無いタイプで赤い印があるのは紅豆包。いわゆる「あんまん」ですね。
紅豆包(25元)
あずき餡はしっとりというよりほっくりした感じです。甘さはしっかり。こちらも安定の美味しさですねー。
他にも竹筍包(タケノコまん)、花生包(ピーナッツまん)、芝麻包(ゴマまん)、高麗菜包(キャベツまん)など美味しそうな包子があるのでぜひまた来て食べてみたいと思います。なかなか簡単に行ける場所ではありませんが台東に来ることがあったらおすすめのお店です。
店舗情報
住所 | 台東縣東河鄉南東河15鄰420號 |
営業時間 | 6:00~19:00 |
休日 | |
HP | 東河包子 |