鉄板の台湾土産と言えばパイナップルケーキ。歴史のある老舗がやはり根強い人気がありますが新進気鋭のお店がなかなか頑張っています。シンプルなパイナップルケーキではどうしても老舗に分があるので新しいお店は斬新なアイデアで勝負するお店が多いような気がします。今回紹介する「福田一方鳳梨酥」もその1つ。素材にこだわった4色のパイナップルケーキが特徴的なお店です。見た目も鮮やかなカラフルなパイナップルケーキが注目を集めて人気店の1つになっています。
福田一方鳳梨酥
カラフルなパイナップルケーキが独特
寧夏夜市が行われる寧夏路の1本西隣りを通る重慶北路沿いにあるパイナップルケーキ専門店「福田一方鳳梨酥」。オープンしてまだ5年ほどの比較的新しいお店です。
正面の窓に「彩色鳳梨酥」とあるように「福田一方鳳梨酥」のパイナップルケーキの特徴は4色からなる4種類のフレーバー。原味(プレーン)の黄色、抹茶の緑、紅麴蔓越莓(紅麹とクランベリー)の赤、そしてチョコレートの茶色です。
各種類それぞれ2個ずつ入った8個入りが200元。ちなみに「福田一方鳳梨酥」では1個(25元)からでも買えます。
3個ずつ入った12個入りが300元です。
意外な美味しさのチョコレート味
というわけで8個入りを買ってみました。
四種口味(8個入り)(200元)
■原味(プレーン)
フィリングは見ても分かるようにパイナップルの繊維の食感が感じられるタイプ。甘さは控えめでほどよい酸味が特徴的。
■抹茶
抹茶はお店のすぐ近くにある120年以上の歴史を持つ老舗「有記名茶 WangTea」の抹茶粉を使用しています。食べるとほんのりと抹茶の風味が口の中に広がる上品なパイナップルケーキ。
■紅麴蔓越莓(紅麹とクランベリー)
鮮やかな赤い色が印象的な紅麴鳳梨酥は紅麹を生地に使ったパイナップルケーキ。生地自体に味の違いはありませんがフィリングの色に注目。ちょっと黒っぽい色をしてますよね。これはフィリングにクランベリーを加えていてより奥深い味が楽しめます。
■巧克力(チョコレート)
チョコレート味のパイナップルケーキってかなり独特ですがこれが意外に美味しい。たぶんフィリングが酸味のあるタイプなのでチョコレートに合うのではないでしょうか。伝統的な甘い味のパイナップルケーキだとちょっと甘さがくどくなりそうですがこれならちょうどよいバランスですね。
店舗情報
住所 | 台北市大同區重慶北路二段71-1號 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
休日 | 日 |
FB | 福田一方鳳梨酥 |