台北101の周辺は台北市の中でも近代的で大きなビルが立ち並ぶエリア。そんな都会的な雰囲気の中で信義路と光復南路の交差点付近にちょっと面白い場所があります。交差点の北西側に延吉街という小さな路地があってこの一角だけ周囲のとは違って昔懐かしい雰囲気が漂っています。また数年前からこのわずかなエリアには、台北でも人気のカレー屋さん「寅樂屋」をはじめ面白いお店が増え始めています。というわけで今回はここ延吉路から食事メニューが充実したカフェ「2730 café 貳柒參零咖啡」を紹介したいと思います。
2730 café 貳柒參零咖啡
延吉路の古民家を改装したカフェ
信義路と光復南路の交差点から延吉街に入るとカレーの人気店「寅樂屋」があります。そして「寅樂屋」を通り過ぎるとすぐ左手に現れるお店が「2730 café 貳柒參零咖啡」。
「2730 café 貳柒參零咖啡」もこの路地裏の雰囲気にふさわしく古民家を改装したいい感じのカフェです。
店内は統一感のないテーブルや椅子という手作り感のある雰囲気。外から見るよりも意外に広々としてますねー。
イスを占拠するネコ。「どかないよ」という目で見られてしまいました。
お茶やコーヒー豆、雑貨などの販売も行っているようですね。
ビールも置いてますよ。
メニューです。手沖咖啡はコーヒー豆が選べますよ。
コーヒーの他にもミルク系のドリンク、台湾茶などなかなか種類が豊富ですね。スイーツもパウンドケーキ、スコーン、タルトなどけっこう充実してますね。
そして「2730 café 貳柒參零咖啡」はなんと言っても食事のメニューがすごい。醉雞飯、焢肉飯、牛肉飯、カレー、水餃子など食堂並みのラインナップなんですよ。なかでも醉雞飯がなかなか評判のようです。
家傳醉雞飯と手工水餃
ちょうどお昼時だったので特に人気だという「家傳醉雞飯」、もうちょっと何か食べたいなー、ということで「手工水餃」も注文しました。
家傳醉雞飯(ご飯と小皿料理3つ付き)(250元)、手工水餃(小皿料理2つ付き)(130元)
飲み物は冷たい台湾茶をいただきました。
冷泡茶(150元)
「家傳醉雞飯」と「手工水餃」にはそれぞれ小皿料理が付いています。オクラ、四季豆、キムチ、豆腐など、ちょっとどれがどっちのなのか分からないのですがどれも美味しかったです。
「家傳醉雞飯」というのは日本では「酔っぱらい鶏」と言う名前で知られる「酔鶏」のことですね。台湾のレストランでよく見られるお酒に漬け込んだ鶏肉を蒸したものです。
庶民的でシンプルな「酔鶏」とは言え、食べるとジュワっと旨味が口の中にあふれ出す鶏肉はとっても美味。とてもカフェのメニューとは思えない満足の美味しさです。
「手工水餃」も美味しそう!
モチモチの皮にジューシーな餡がウマい。カフェでこんな美味しい水餃子が食べられるのは驚きです。小食の人なら「家傳醉雞飯」だけでもじゅうぶんお腹いっぱいになると思いますよ。2人でそれぞれ定食を注文して水餃子を1つ、というのもいいですね。
スイーツメニューもおすすめ
食事メニューだけでなくカフェメニューももちろんおすすめですよ。下は別の日に食べたものです。
抹茶司康(抹茶スコーン)(50元)
奶奶檸檬磅蛋糕(Lemon Glazed Cake)(130元)
拿鐡(カフェラテ)(120元)
カフェの隣りには古着屋が併設
カフェスペースの隣りの部屋では古着を販売しているので興味のある人が覗いてみてください。
店舗情報
住所 | 台北市大安區延吉街288號 |
営業時間 | 月火木日11:00~22:30、水10:00~22:30、金土11:00~23:00 |
休日 | |
FB | 2730 café 貳柒參零咖啡 |