【椿 珈琲】フードメニューが抜群に美味しい中山國小站近くの隠れ場カフェ

ここ数年台湾のカフェブームをずっと観察していましたがさすがに大都市だけあって台北の動きは面白い。特にコーヒースタンドが次々とオープンした頃は台北という街の特徴、元から台湾が持つテイクアウト大国という要素、それにコーヒー文化がうまく合致していたような気がします。ここ最近ではフードメニューに力を入れているお店がチラホラと見られます。スイーツではなくちょっと手間をかけた食事系のメニューが気になるカフェがいくつかあるのです。今後の流れになるのかどうか今の時点では分かりませんが、今回はその中でも特に気になっていたカフェ「椿 珈琲」に行ってみましたので紹介したいと思います。

椿 珈琲

目立たない路地裏にありながら大人気のカフェ

MRT中山國小駅を出て民權東路を西へ。林森北路の次の小さな路地を南へ入ったのがこの辺り。こんなところにカフェなどあるのかという雰囲気なのですがほんとにあるのです。

こちらが今回紹介するカフェ「椿 珈琲」。今年(2019年)の6月オープンしたばかりなのですが知らないと素通りしてしまいそうなまさに隠れ家的カフェ。ところがこのカフェ、すごい人気みたいなんですよ。この日開店の10分前ぐらいに到着したのでお店の前で開くのを待ってたら、後ろにぞろぞろと行列ができ始めるじゃないですか。知らずに開店後に来てたら順番待ちになるところだったのでラッキーでしたよ。

で、ようやく開店して店内に入り席に座ろうとしたらいくつかのテーブルには「予約席」みたいな札が置いてあるんですよ。平日にもかかわらずすでに予約が入ってるとかビックリですね。

幸い1番目だったのでなんとか空いてる席を確保して注文です。注文は奥のカウンターで行います。

なぜか日本語のメニューがあるので安心ですよ。

ここはフードメニューがとにかく美味しそうなんですよ。数は多くないのですがどれも手間をかけてるようで一味違います。

絶品!コッペパンの卵サラダサンド

注文したのは蛋沙拉麵包(タマゴサラダコッペパン)と焦糖布丁(キャラメルプリン)。ドリンクは咖啡歐蕾(カフェオレ)をいただきました。
※蛋奶素:牛乳と鶏卵以外の動物性食品と五葷(ニンニク、らっきょう、ニラ、長ねぎ、玉ねぎ)を含まないという意味

蛋沙拉麵包(蛋奶素)(タマゴサラダ コッペパン)(130元)、焦糖布丁(キャラメルプリン)(120元)、咖啡歐蕾(オレ)(170元)

タマゴサラダをたっぷりと挟んだコッペパン「蛋沙拉麵包」。シンプルだけど滑らかなタマゴサラダが美味しい~。ちょっと胡椒が効いてるのもいいですねー。コッペパンは大安區の「Rise Bakery」が手掛けてるらしいです。外側はサクッとした歯触りでなかはふっくら、タマゴサラダによく合ってますね~。

こちらは焦糖布丁(キャラメルプリン)。濃厚なタマゴの風味とほろ苦いカラメルが一体となった昔懐かしい味のプリンです。最近台湾のカフェでよくこのタイプのプリンを見かけるんですよねー。ブームなのかな?

こちらは別の日に食べた「燉牛肉飯(牛スネ柔らか煮)」。地元のお客さんには肉醬味噌咖哩飯(ボロネーゼ味噌ドライカレーライス)が人気のようですが個人的にはこちらに興味深々でした。

燉牛肉飯(牛スネ柔らか煮 ライス付き)(320元)

このお肉がホロホロに柔らかくて美味しい! 牛肉麵に入っているお肉のような風味ですねー。これがご飯に合わないわけがないですよね~。日本の定食のようなスタイルで台湾の味をいただくというある意味日台コラボ的な一品です。

燉牛肉飯」にはコーヒーが付いてますよ。

となりのお客さんが「肉醬味噌咖哩飯(ボロネーゼ味噌ドライカレーライス)」を食べたんですが見てるとやっぱり美味しそうですね(笑)。というわけで今度はぜひカレーを食べに来たいと思います。

店舗情報

住所 台北市中山區民權東路一段70巷10號一樓
営業時間 月金12:00~18:00、水木土日12:00~21:00
休日
FB 椿 珈琲
MAP
おすすめの記事