今ほど台湾でカフェブームが盛り上がっていなかった2007年に小楊さんがオープンした「RUFOUS COFFEE」は台北に数あるカフェの中でもパイオニア的存在、かつ名カフェの1つにあげられる人気店です。日本のメディアにも度々取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。2014年に引っ越しをしましたが小楊さんのスタイルはブレることなく、よりシックにグッと大人っぽくなったお店で再スタート。台北のカフェを語る上では外せない存在と言っても過言ではありあせん。今回はその「RUFOUS COFFEE」を紹介したいと思います。
RUFOUS COFFEE
古き良き喫茶店のような雰囲気の硬派なカフェ
「RUFOUS COFFEE」はMRT科技大樓を出て復光南路を南へ5分弱歩いたところにある自家焙煎カフェ。2007年にオープンしたのは路地を一本挟んだ反対側ですが2014年に現在の場所に引っ越してきました。
「RUFOUS COFFEE」がオープンした2007年に比べると現在は、空前のカフェブーム、SNSの登場、インスタ映えなど台湾のコーヒー業界の環境はすっかり様変わりしています。それでも自身のスタイルは全くブレない硬派な印象は引っ越ししてからも変わっていません。
相変わらず古き良き喫茶店を思わせる雰囲気は健在です。
「RUFOUS COFFEE」はメニューもかなり充実しています。ハンドドリップコーヒーは数週類から豆が選択可能。
エスプレッソベースも定番の「咖啡拿鐡(カフェラテ)」「卡布奇諾(カプチーノ)」の他にも「棒果拿鐡(ヘーゼルナッツラテ)」「蜂蜜肉桂拿鐡(ハニーシナモンラテ)」「冰濃縮雪克(アイスエスプレッソシェイク)」など20種類以上。
その他コールドブリューやお酒とコーヒーを組み合わせたメニューも。
1+1(エスプレッソとエスプレッソベースの組み合わせ)も数種類から選ぶことができます。
ケーキやサンドイッチなどのフードメニューもありますね。
1+1(雙杯組合)と溶岩巧克力
この日は1+1(雙杯組合)と溶岩巧克力を注文。1+1(雙杯組合)のエスプレッソベースはお店のオリジナルブレンドである「Rufous Blend」か「S.O.E(Single Origin Espresso)」を選ぶことができます。このときは卡布奇諾(カプチーノ)で「Rufous Blend」を選びました。
雙杯組合(義式濃縮(エスプレッソ)+卡布奇諾(カプチーノ):Rufous Blend)(220元)
スイーツから溶岩巧克力(フォンダンショコラ)のアイスクリーム添えをいただきました。
溶岩巧克力(Chocolate Fondant with Ice Cream)(220元)
台湾では新しいカフェが次々とオープンしているのですがすぐに閉店してしまうお店も多いんです。わずか1年ほどでお店を畳んでしまうケースもよく見ます。特にSNSが普及した最近では最初だけバーっと盛り上がってすぐに下火になってしまうような傾向があるような気がします。それに比べると自身のコーヒーに対する姿勢がブレず、周囲に影響されず、という「RUFOUS COFFEE」を見ていると「こういうお店が長く続くんだな~」と思い知らされます。まさにクラシックなカフェという表現がピッタリ当てはまるのではないでしょうか。
「RUFOUS COFFEE」はMRT六張犁駅近く2号店もオープンしているのでこちらもぜひ行ってみてくださいね~。2号店も硬派なスタイルは変わらずです。
店舗情報
住所 | 台北市大安區復興南路二段339號 |
営業時間 | 13:00~21:30 |
休日 | 木 |
HP | RUFOUS COFFEE |