花蓮を訪れたとき現地の知人といっしょに東大門夜市へ行ったのですが「あ、このお店有名なのよ」と教えてくれたのがアイスクリームのお店「正當冰」。花蓮といえば扁食(ワンタン)や原住民料理といった食べ物ばかり頭にあったので「へー、そんなお店があるのか」とちょっと意外に思いました。後で調べてみるとそのお店は東大門夜市だけでなく他にも店舗があるようです。これは確かに人気があるんだろうな、というわけで本店である「正當冰 五角大廈」に行ってみましたので紹介したいと思います。
正當冰 五角大廈
花蓮で人気のアイスクリーム
「正當冰」は中正路から中福路を南に入って100mほど歩いたところにあるアイスクリーム屋さん。お店の入っている建物が五角形なので「正當冰 五角大廈」と呼んでいるんだそうです。「ということは他にも店舗があるの?」と思ったらその通り、花蓮で最も有名は東大門夜市にもあるようです。また今年(2019年)の6月には台北の北投にも支店がオープンしたそうですよ。というわけで花蓮ではかなり有名なアイスクリーム屋さんなのです。
看板に「SINCE 1948」と書かれてますが「正當冰」がオープンしたのは2013年。実はオーナーにアイスクリームの作り方を伝授した親戚のアイスクリーム工房が1948年創業なんだそうです。
この出っ張った入り口がなんとも不思議な形なのですがこれには理由があって店内に入るとそれが分かります。
繁華街からはちょっと外れた比較的閑静なエリアにもかかわらずかなりお客さんが入っていてビックリ。やっぱりうわさ通り人気なんですね~。
そしてテーブルに我が物顔で座っている猫が(笑)。
よく見るとあちこち猫だらけですよ。
実はこのお店数匹の猫を放し飼いにしているのです。アイスクリーム食べてるところに平気でテーブルの上にやってきたりします。という猫フレンドリーなお店なのです。
入り口のドアが2段式になっているのはそのためで猫が外に逃げないようになっているんですよ。
食材や製法にこだわった自家製アイスクリーム
さて、注文はオーダーシートで行います。とっても冊子のようなメニューのオーダーシートです。一番人気なのはもちろんアイスクリームの「雪貝正當冰」。十数種類ありますが日によって無いものもあるので先に確認しておくとよいでしょう。
下に注文を記入するところがあります。「第一份」「第二份」・・・というのは「一つ目」「二つ目」・・・と思えばよいです。例えば2人なら「第一份」に1人目の分、「第二份」に2人目の分といった感じで記入します。もちろん1人で2つ注文しても問題ありませんが…
アイスクリームは一份につき3スクープまで注文可能で2スクープなら5元、3スクープなら10元割引されます。「我要_球」の部分に数を記入します。その隣の「冰品編號為:」の右側に希望のフレーバーの番号を書きます。例えば「花生鮮乳」なら「9」です。3スクープまでOKなので最大3種類記入できます。また10元プラスで「池上米脆筒」というコーンを付けることができます。その場合「加點池上米脆筒」の左にチェックを入れましょう。
アイスクリームの他ドリンクメニューもあり。仙草茶が人気あるみたいですよ。
オーダーシートにはテーブル番号とともに人数も記入します。ちょっと珍しいですね。
というわけで注文したのは「雪貝正當冰」でもちろん3スクープ! 選んだのは埔里百香(パッションフルーツ、草莓牛奶(イチゴミルク)、花蓮芋(タロイモ)です。さらにコーンも付けてもらいました。それに仙草茶もいただきましたよ~。
雪貝正當冰(3球)(埔里百香・草莓牛奶・花蓮芋)・池上米脆筒(166元)、正當仙草茶(45元)
甘酸っぱい埔里百香(パッションフルーツ)、優しい甘さの草莓牛奶(イチゴミルク)、ほっこりした甘さの花蓮芋(タロイモ)と味のバランスもよくとっても美味しいです。
正當冰のアイスクリームは素材にこだわるだけでなく、作り方を伝授してくれた工房の創業当時のアイスクリームの製作過程を今でも採用しているそうです。体に優しいヘルシーなアイスクリームなんですね~。
仙草茶はシロップ付き。甘さを調整して飲むことができますよ。スッキリした味でこちらも美味しいです。
花蓮に来たらぜひ美味しくてヘルシーな「正當(正義)」のアイスクリームを食べてみてくださいねー。
店舗情報
住所 | 花蓮市中福路147號 |
営業時間 | 月~金13:30~17:30、18:30~21:00 土~日13:30~21:00 |
休日 | |
FB | 正當冰 |