台北の南機場夜市近くにちょっと気になる涼麺のお店があったのです。何が気になるかというと店名がいまいちよく分からないんですよね。調べると張春涼麵(原阿春涼麵)、阿春媽媽涼麵(原張春涼麵)という店名が出てくるんですよ。「原」というのは「元」とか「旧」とかいう意味なんですが「どっちなの?」という感じ。どうも張春涼麵(原阿春涼麵)だったのが引っ越しをして阿春媽媽涼麵(原張春涼麵店)になったみたい。中途半端に元に戻したってこと? なんだか紛らわしいのですが人気はすごくてかなり有名なのです。というわけでその「阿春媽媽涼麵店」に行ってみましたので紹介したいと思います。
阿春媽媽涼麵店
長い行列はテイクアウト、イートインならすぐ
「阿春媽媽涼麵店」は台北の中でも屈指の人気を誇る涼麵の専門店。南機場夜市から5分弱ほど歩いた中華路沿いにあります。もともと「張春涼麵」という名前で同じ中華路の南機場夜市の向かいあたりで営業していたようですが2年ほど前に現在の場所に引っ越して来たようです。
この日は開店して10分後ぐらいにお店に到着したのですがすでにこの行列。すごい人気です。
とりあえず行列に並んで順番を待っていたんですが、正面のカウンターあたりに差し掛かったころ並ばずにお店の中に入っていくお客さんの姿が。「え、まさか?」と思って店員に聞いてみると今並んでいる行列は外帶(テイクアウト)で內用(イートイン)は別に並ぶんだとか。といってもこのときは內用(イートイン)の行列はほとんどなくて外からパッとみただけじゃ分からないんですよね。けっこうな時間ムダに並んでしまいました・・・
というわけで行列は無視して店内へ。先に席を確保するのはNGみたいなのでまずカウンターで注文します。
メニューは涼麵と味噌湯のみ。涼麵は小、大、加大の3つのサイズがあります。
涼麵を注文したら芝麻醬(ゴマだれ)とすりおろしたニンニクだけかけてくれて、その他のトッピングはセルフサービスになっています。特におすすめなのがこちらの芥末(ワサビ)。ほとんどのお客さんがたっぷりとかけていました。
こちらは辣油。これはちょっと辛いのでパスしました。
味噌汁は自分カップに注ぎます。
ちゃんとネギもあります。
後は空いてる席を探して座ります。
ワサビをたっぷり入れると美味しい!
さて準備が整いましたよ。涼麵と味噌湯を注文しました。
涼麵・大(40元)、味噌湯(15元)
他のお客さんと同じようにワサビをたっぷりと入れてみましたよ。
ワサビがちょっと多過ぎのように見えますがそれほど辛味がないので全然問題ありません。濃厚なゴマだれに爽やかなワサビの風味が加わっていい感じです。ニンニクも効いていてとっても美味しい。麺はお馴染みポソポソした涼麺特有の食感です。台湾の飲食店ではめったに大サイズは注文しないのでちょっと心配でしたがこれくらいなら1人でもじゅうぶん食べれますね。
涼麺のお店では味噌湯に加えて蛋花湯、貢丸湯、またそれらをミックスした三合一湯というスープを売っている場合が多いのですがここは味噌湯のみ。
豆腐入りでまさに日本の味噌汁と変わらぬ味です。美味しい。
食べた後はカップや箸をお店の前にあるごみ入れに自分で捨てましょう。
ワサビの清涼感が涼麺によく合ってとっても美味しかったです。人気があるのも頷けますねー。行列はすごいですがイートインならそれほど待たずに食べることができると思いまよ。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區中華路二段401號 |
営業時間 | 8:30~14:00 |
休日 | 火 |
HP |