蚵仔煎(蚵仔オムレツ)は日本人観光客にもよく知られている人気の台湾小吃ですね。新鮮な牡蠣がどっさりと入ったお好み焼きのような生地に甘いタレをかけて食べる台湾のザ・粉物といった感じの台湾グルメ。たぶん台北の士林夜市や寧夏夜市で食べたことがあるという人が多いと思いますが台湾ならわりとどこでもよく見られます。というわけで今回は花蓮で人気の蚵仔オムレツ屋さん「海埔蚵仔煎」を紹介したいと思います。
海埔蚵仔煎
かつての溝仔尾夜市の牡蠣オムレツ屋さん
「海埔蚵仔煎」は花蓮市中心部の自由街と中華路の交差点近くにある小さな牡蠣オムレツ屋さん。この辺りは以前溝仔尾夜市(現在は廃止)が行われていてずいぶん賑やかだったのですが現在はやや落ち着いた印象です。しかしながらかつての名残のように今でも数軒お店が並んでいて「海埔蚵仔煎」もその一つです。今でもここの牡蠣オムレツは人気のようです。
店頭には主役の牡蠣をはじめ卵や白菜が大量に用意されています。この辺はもともと夜市のお店だった雰囲気を感じさせますねー。
注文は店員さんに口頭で伝えて奥にある空いてる席に座ります。
メニューは牡蠣オムレツの「蚵仔煎」のみ。アサリ入りのスープ「蛤仔湯」も人気だったのですが今は扱ってないようですね。テープで消されてました。
注文が入ると店頭の丸い鉄板で「蚵仔煎」が次々と焼かれていきます。生地を広げてその上に卵を投入。
そして牡蠣と白菜をたっぷりとトッピング。ジューっといういい音ともに生地の焼ける美味しそうな匂いが漂ってきます。
焼き上がったらくるっと巻いてお皿に盛ります。
プリプリの牡蠣とシャキシャキの白菜が美味しい蚵仔オムレツ
最後に特製のタレをかけてできあがり。それほど待つこともなくテーブルに運ばれてきましたよ~。
蚵仔煎(65元)
このぐらいのサイズのやや小ぶりな牡蠣がたっぷりとトッピングされています。プリプリの蚵仔とモッチリの生地がいい組み合わせです。
そして牡蠣といっしょにトッピングされた白菜がいい味をだしてるんですよねー。シャキシャキとした食感がいいアクセントになってます。日本では牡蠣オムレツと呼ばれたりお好み焼きに例えられたりしますが最大の違いはこのタレなんですよね。ややピリッとした甘いタレは日本にはない味で台湾らしさを感じさせてくれますよ。
店舗情報
住所 | 花蓮市自由街88號 |
営業時間 | 17:30~23:00 |
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