高雄も台南も台湾南部を代表する街。台南では牛肉湯、サバヒー、意麵など有名な台南グルメがいろいろとありますが、さて高雄の名物料理って何だろう? と、いろいろと食べ歩いて気付いたのが「燒肉飯」のお店が多い、ということ。他の地域でも目にすることはありますが高雄では特に目立つような気がします。日本人からすると焼肉と言えば牛肉想像しますが台湾の「燒肉飯」は豚焼肉をのせたご飯。それに朝ごはんにもよく食べられています。というわけで今回は高雄の美麗島駅近くにある「博義師燒肉飯」へ朝ごはんを食べに行ってみました。
博義師燒肉飯
美麗島駅から徒歩圏内
「博義師燒肉飯」は高雄市内に2店舗展開する焼肉飯のお店。1つはMRT美麗島駅近く、もう1つはMRT凹子底駅近くにあります。おそらく後者の方が支店なのだと思います。今回は朝ごはんを食べに美麗島駅近くのお店を訪れました。駅から歩いて3、4分程度なのでアクセスは申し分なし。以前紹介した「聰明鴨肉店」のすぐ近くです。
入り口にオーダーシートがあるので1枚取って空いてる席に座ります。
飾り気のない小さな店内はいかにも台湾の食堂といった雰囲気。壁に取り付けられた扇風機がより一層台湾らしさを感じさせてくれます。
鍋に入ったおかず類がズラリと並んでいます。美味しそうですねー。
看板メニューの焼肉飯に使われる大量の豚肉。タレに付けこまれてスタンバイしております。注文が入るとこれを焼いてご飯にのせるわけです。
オーダーシートを記入したらお店の人に渡しましょう。桌號(テーブル番号)を書くのも忘れずに。
甘辛いタレが美味い焼肉飯
もちろん焼肉飯を注文。それと小菜とスープもいただきました。朝ごはんとしてはなかなかいい感じかな。
燒肉飯・小(40元)、滷秋刀魚(35元)、味噌(魚へんに過)魚湯(100元)
こちらが「燒肉飯」。豚肉は食べやすい大きさに切ってあります。見るからに美味しそうないい色に焼けてますね~。
甘辛いタレが美味い。それに炭火で焼いているので香ばしい香りが堪りません。ご飯が進む味ですねー。
サンマを煮込んだ「滷秋刀魚」。こういったお店ではあまり見たことがなかったので注文してみました。
見た目通りサンマの蒲焼のような味です。こちらの方がやや味が濃いでしょうか。これはしかしご飯が欲しくなりますね。白ご飯を別に注文しようかと思ってしまいましたよ。
スープには「味噌(魚へんに過)魚湯」を。「(魚へんに過)魚」というのは龍膽石斑(タマカイというハタの仲間)のことらしいです。流石に値が張ります。ちなみに「(魚へんに過)」という漢字が変換できない。ときどき台湾で出くわす難解な漢字なんですよね。たぶん台湾でも一般的に使われてないんじゃないかな。それはともかくとして海鮮味噌汁のような感じですごく美味しいです。
身は付属のワサビ醤油に付けて食べるとこれがまたウマい。
美麗島駅から徒歩圏内とアクセスがいいので利用しやすいお店です。6時半オープンと朝早くから開いているので朝ごはんにもピッタリですよ。
店舗情報
住所 | 高雄市新興區復橫一路276號 |
営業時間 | 6:30~14:30 |
休日 | 水 |
FB | 博義師燒肉飯 |