2013年にとあるサイトが「十大好吃炒飯排行」という、台湾で最も美味しい炒飯が食べられるお店を10軒選ぶとういネット投票が行われました。面白そうなので機会があるたびにベスト10に選ばれたお店に行ってその炒飯を食べています。ベスト10ということなので高級なお店が多いのかと思いきや「え、ここが?」というような意外なお店が選ばれていたり、さすが地元の人はよく知ってると感心させられます。というわけで今回はそのネット投票で8位に選ばれた新北市莊區にある「後港一路蛋炒飯」に行ってみましたので紹介したいと思います。
後港一路蛋炒飯
MRT丹鳳駅近くの路上で営業する屋台
「後港一路蛋炒飯」は新北市新莊區にあるお店。最寄り駅のMRT丹鳳駅から歩いて10分弱ほどの場所に屋台を出して夕方から深夜まで営業しています。
この日お店に来たのはもう夜10時過ぎで周囲に空いてるお店は少なく静かだったのですが、ここはお客さんでずいぶん賑やかでしたね。
こちらでは牡蠣オムレツが次々と焼かれています。
こちらがメニュー。炒飯の他にお粥やスープなど海鮮系がほとんどですね。
屋台の後ろに席があるので口頭で注文したら空いてる席に座りましょう。
炒飯以外の脇役も美味しい!
今回の目的でもあった「蝦仁蛋炒飯」、それと「蚵仔煎」と「蛤仔湯」もいただきました。それにしても炒飯が60元って安いですね。
蝦仁蛋炒飯(60元)、蚵仔煎(50元)、蛤仔湯(40元)
お米がパラっと、という感じではなくしっとりしたタイプの炒飯です。ほどよくニンニクが効いてまずまずの味。正直ネット投票で8位にランクインしたというほどのインパクトではありませんが60元という安さでこの美味しさなら文句ありません。
炒飯が人気のようですがこの「蛤仔湯」もなかなか美味しいい。雑味のないスッキリとしたスープは日本人好みの味ではないでしょうか。
店頭で作っているのを見てたら美味しそうだったので注文した「蚵仔煎」。つまり牡蠣オムレツですね。
生地には小ぶりの牡蠣がたっぷり入っています。それにタレが独特。牡蠣オムレツって赤い色の甘いタレがかかっているのが一般的なのですがこれは茶色っぽい色のタレ。味も花生醬のような濃厚でコクのある風味なんですよ。
他のお客さんがやってたのでちょっと真似して「蚵仔煎」のタレを炒飯にかけてみたのですがこれはなかなかイケる。ちょっと面白い食べ方ですね。ただあまり大量にかけない方がいいかも。
この辺りまで足を延ばすことはあまりないかもしれませんが、もし近くに来る機会があったら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗情報
住所 | 新北市新莊區後港一路49巷口 |
営業時間 | 17:00~0:00 |
休日 | 日 |
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