台湾には数多くのカフェがあるのですが中でも台北はさすがに首都だけあって質・量ともに他の都市を圧倒するものがあります。お店のタイプもバラエティ豊富で自家焙煎のカフェ、コーヒースタンド、異業種とのコラボ、スイーツに特化したカフェなどさまざまです。そんな中で最近ちょっと気になっているのがランチメニューに力を入れたカフェ。特に台湾ならではの料理を提供するお店などは興味を引かれますねー。というわけで今回はMRT古亭近くの「小吉市場」というカフェで食べた台湾の家庭料理を紹介したいと思います。
小吉市場
古い建物の2階で営業する隠れ場カフェ
ここはMRT古亭駅から歩いて5分弱ほどの南昌路。とある古い建物の壁の看板に「小吉市場」と書いてありますが市場ではなくカフェのことです。で、看板はあるのですがお店は見当たらず・・・
どうやらこの路地の先へ行くようです。
路地を通って建物の裏側へでると確かに入り口らしきものが。
どうも和平西路からも入ってこれるようですね。
というわけで2階へ上がってみましょう。
こちらが「小吉市場」。古い建物の外観からは想像できない小ぎれいな店内ですねー。
キッチンのカウンターに犬がいますが(笑)・・・ まあ台湾らしいと言えば台湾らしい。
こちらがメニュー。
おすすめは手作りの獅子頭、牛肉煮込み、カレーといったランチメニューです。
その他プリンなどのスイーツも。
エスプレッソマシンがないので予想はしてましたがコーヒーはハンドドリップ、カフェオレなどのみでエスプレッソベースはないようですね。コーヒーの他にはミルクティーや抹茶ミルクなど。
ショーケースにはシフォンやパウンドケーキなどがありました。
台湾の家庭料理「獅子頭」のランチ
注文したのは「清爽系的燉煮獅子頭」。それにドリンクは「鍋煮阿薩姆鮮奶茶」をいただきました。
清爽系的燉煮獅子頭(280元)、鍋煮阿薩姆鮮奶茶(120元)
お水はセルフサービスなのです。
「阿薩姆」というのはアッサムティーのことです。つまり「鍋煮阿薩姆鮮奶茶」は鍋で煮出したアッサムティーということですね。
こちらが「獅子頭」。台湾の家庭料理としてよく知られています。やや大きめの肉団子で獅子(ライオン)の頭に似てるということからその名がついています。実際に食べたことはないのですが大陸の「獅子頭」はかなり黒っぽくて味が濃そうな印象なのに比べて台湾のものは淡い色で薄味という感じです。
白菜と一緒に煮込まれているのが一般的ですが「小吉市場」ではそれに加えてエンドウ豆も添えられてカフェらしくちょっとお洒落な「獅子頭」ですね。味の方はというと見た目通り優しい味でロールキャベツ(白菜ですが)のような感じですねー。
地元のお客さんにはカレー(香料優格咖哩雞)が人気のようですが、外国人である自分にとってはこういったお店で台湾の家庭料理が食べられるというのは新鮮でいいですね。とっても美味しかったです。
店舗情報
住所 | 台北市中正區南昌路二段111號2樓 |
営業時間 | 12:30~20:00 |
休日 | 木日 |
HP | 小吉市場 |