台湾のかき氷や豆花といったスイーツにはトッピングが付きもの。むしろトッピングの方が重要なのではないかと思えるほどバラエティ豊富で人気もあるんですよね。また中にはトッピングだけで構成されているスイーツなんていうのもありますね。台北の有名な東區紛圓などはいい例ではないでしょうか。いろんなトッピングから好きなものを選んで氷やシロップを加えて食べるのですが、日本人の感覚からすると「主体は一体何なの?」という印象もあるかと思います。今回はそんなトッピングそれぞれが主役と言えるスイーツが食べられるお店「嚐芋手工甜點」を紹介したいと思います。
嚐芋手工甜點
巨蛋駅近くのスイーツ店
「嚐芋手工甜點」は高雄市内に数店舗を展開するスイーツ店。今回やって来たのはMRT巨蛋駅近くにあるお店です。駅から歩いて5分ほどの博愛二路沿いにありますよ。
夜の11時までと遅くまで空いているので食事の後のデザートに、というのもいいですね。
お店に入ったらまずカウンターで注文します。メニューが置いてあるので食べたいものを選びましょう。
お店のFBにメニューの写真があるのであらかじめ食べたいものを決めておくといいですね。
※画像は嚐芋手工甜點・冰品總店 FBより引用
※画像は嚐芋手工甜點・冰品總店 FBより引用
注文・清算を終えたら店内の空いてる席へ。
あまり席数は多くないですがこのときは夜遅かったこともあってわりと空いていました。
2種の芋圓、仙草ゼリー、タピオカなど盛りだくさん
注文したのは最も人気のある「招牌雙芋頭仙草」。仙草ゼリー、2種の芋圓、タピオカ、紅豆(あずき)、芋泥球(タロイモボール)という盛りだくさんのスイーツです。
一応下にかき氷が敷いてあるのですが、じゃあこれが「かき氷」かというとそうでもなくてトッピングそれぞれが存在感のある主役のようなスイーツなんですよね。
招牌雙芋頭仙草(60元)
仙草ゼリーとは言いますがゼリーに比べると粘りがあってとろーんとした食感。食べると口の中がスーッとする清涼感がいいんですよね~。
紅豆(あずき)と珍珠(タピオカ)。紅豆(あずき)は地味ながらもトッピングの中でも特に甘さが強いので意外に重要な存在なんですよ。珍珠(タピオカ)はやっぱりQQ食感がたまらないですねー。
淡い色の方は芋圓(タロイモ団子)、黄色い方は地瓜圓(サツマイモ団子)。タピオカと同じくモチモチ食感のトッピングですがこちらの方がお餅のようにさらにモッチリ感があります。またほんのり甘さがあって美味しいんです。
トッピングの真ん中にあるのは芋泥球(タロイモペーストをボール状にしたもの)。甘さ控えめのきんとんみたいな感じでしょうか。ほっくりした食感でタロイモ好きにはたまらないトッピングですね。
けっこうボリュームが多そうに見えますが1人でもじゅうぶん食べることができる量ですよ。トッピングは好きな組み合わせにカスタマイズすることもできるので自分好みの1品を作ってみるのもいいですね。
店舗情報
住所 | 高雄市左營區博愛二路310號 |
営業時間 | 11:00~23:00 |
休日 | |
FB | 嚐芋手工甜點・冰品總店 |