台中市中心部にある繁華街の1つ「一中街商圏」は夜になると一中街夜市が開催されることでよく知られています。また周囲に学校が多いことから夜市の時間帯だけでなく日中でも学生の姿多く見られる賑やかなエリアです。観光客も多く訪れることだと思いますがメインエリアからちょっと足を延ばした場所にもおすすめのお店がたくさんあるんですよ。というわけで今回は「一中街商圏」からやや離れた住宅街にある豆花のお店「一品豆花」を紹介したいと思います。
一品豆花
住宅街の老舗の豆花店
賑やかな一中街夜市から10分ほど歩いた閑静な住宅街で営業する「一品豆花」は台中で創業30年以上の歴史をもつ老舗の豆花店です。夜に来たので周辺は暗くて静かでしたが明るい大きな看板がよく目立っていました。
お店に入るとカウンターの正面の壁にオーダーシートが置いてあります。ペンといっしょに取って空いてる席で記入しましょう。
ショーケースにトッピングが並べてあるのはよく見る光景ですが見本を置いているのはちょっと珍しいですね。
スチール製のテーブルとイスを並べただけの飾り気のない店内。なんですがなぜ布袋様がいるんだろう(笑)。妙に目立ってますね。
メニューは豆花をはじめ、湯圓類、芋圓類、Q圓類、粉圓類などかなりバリエーション豊富。それぞれ右にチェック欄があるのですが、赤い欄は「温かい」、青い欄は「冷たい」ということ。また「温かい」を選ぶときはさらに「加薑(生姜あり)」「不加薑(生姜なし)」を選びます。
3種のトッピングの綜合豆花
豆花メニューの中から「花生(ピーナッツ)」「紅豆(あずき)」「粉圓(タピオカ)」がトッピングされた「固定綜合豆花」を注文しました。
固定綜合豆花・冰(55元)
豆花はプルプルとしたほどよい固さで滑らかな口当たり。大豆の風味が濃厚でとっても美味しいです。
日本ではあまり食べる機会がない甘く煮込まれた花生(ピーナッツ)。豆花のトッピングの定番ですね。
こちらも豆花のトッピングとして人気のある紅豆(あずき)。豆花自体はそんなに甘くないので、より甘さを求めるなら味の濃い紅豆を入れるといいですね。
モチモチした食感とほんのり甘い黒糖の風味が豆花によくあう粉圓(タピオカ)。こちらのタピオカはちょっと茶色っぽいですね。
今回食べたのは一般的なシロップ入りの豆花でしたが、他にもシロップの代わりに豆漿(豆乳)が入った「大豆豆漿豆花」などもおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台中市北區錦祥街58號 |
営業時間 | 12:00~22:00 |
休日 | 日 |
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