台南のご当地グルメと言えば牛肉湯、サバヒー、土魠魚羹、意麺、鱔魚意麵、鍋焼意麺などいろいろありますね。あまり目立たないけどけっこう人気があるのが「蝦仁飯」。文字通りエビご飯のことでシンプルながらこれがなかなか美味しい。台南には「蝦仁飯」でよく知られるお店が海安路沿いに2軒あって1つは保安路近くの「集品蝦仁飯」。そしてもう1つは建安街近くの「矮仔成蝦仁飯」。どちらもメディアでよく取り上げられる超人気店です。というわけで今回はその2軒のうちの1つ「矮仔成蝦仁飯」を紹介したいと思います。
矮仔成蝦仁飯
創業90年を超える老舗
「矮仔成蝦仁飯」は台南の海安路沿いにある蝦仁飯のお店。すぐ近くには夜明け前から長い行列を作る牛肉湯の人気店「六千牛肉湯」がありますがこちらもそれに劣らぬ人気店です。つい最近店舗をリニューアルしたようですっかりきれいな外観になってますが実はオープンしたのは1922年。そろそろ創業100年になろうかという老舗なのです。
お店は左側が注文カウンター、右側が客席と建物が分かれています。
イートインならまずは店内へ入って席を確保します。各席にオーダーシートが置いてあるので記入しましょう。
オーダーシートにはすでにテーブル番号が書いてあるので食べたいものにチェックを入れるだけ。
記入したらオーダーシートを持って左側の注文カウンターへ行きましょう。
こちらで注文・清算したら席へ戻って待っていればOK。
エビ飯には半熟の目玉焼きを
もちろん「蝦仁飯」を注文です。大小のサイズがありますがこちらは小サイズ。それからスープも付けるならぜひ注文したいのが「鴨蛋湯」。あと鴨の卵の目玉焼き「香煎鴨蛋」もおすすめです。
蝦仁飯・小(60元)、鴨蛋湯(30元)、香煎鴨蛋・半熟(20元)
箸はテーブルに置いてあります。
たくあんはサービス。あまり取り過ぎないように・・・
こちらが「蝦仁飯」。醤油出汁で炊いたご飯にネギと共に炒めたエビがトッピングしています。
「蝦仁飯」にぜひ合わせて注文したい「香煎鴨蛋」。「全熟」「半熟」「散蛋」が選べますが「半熟」がおすすめ。ちなみに「散蛋」というのはスクランブルエッグのような状態です。
やっぱりこうなりますね。
黄身を割ってトロリと・・・ プリッとしたエビの食感がいいですね。それにご飯も出汁がよく染みて濃すぎず薄すぎずいい具合の味付けです。
「蛋花湯」は何度も食べたことがありますが「鴨蛋湯」はちょっと珍しい。同じく「蝦仁飯」で有名な「集品蝦仁飯」にもありましたね。
「集品蝦仁飯」も美味しかったですが「矮仔成蝦仁飯」の「蝦仁飯」も負けてませんねー。スケジュールに余裕があるなら食べ比べをしてみるのも面白いですね。