台湾旅行のお土産と言えばやっぱりパイナップルケーキですよねー。みなさんどんなお店で買おうと思っているでしょうか? パイナップルケーキを売っているお店は伝統的な中華菓子店、また最近では専門店も多いですね。あまり知られていないかもしれませんがパン屋さんでもパイナップルケーキはよく売られているんですよ。観光客的にはパンよりもパイナップルケーキの方が有名になってしまっているお店もあるほど。というわけで今回は台北のパン屋さん「君城本家」のパイナップルケーキを紹介したいと思います。
君城本家
大橋頭駅近くのベーカリー
「君城本家」は台北市と新北市の三重区に3店舗を展開するベーカリー。この日は台北市の大同区にある重慶店にやって来ました。MRT大橋頭駅から歩いて5分ほどの場所にお店があります。
入り口に大きな横断幕が掲げられていますが2015年、2016年の台北鳳梨酥文化節(台北パイナップルケーキフェスティバル)で金賞を受賞したそうです。
この日はそのパイナップルケーキが目的で訪問したのです。
ベーカリーなのでもちろんパンが主力商品。美味しそうなパンがズラリと並んでいます。
台湾のパン屋さんでお馴染みの肉鬆パンやネギパンですね。
菠蘿包(菠羅麵包)と呼ばれる香港のパン。メロンパンに似ています。
これも台湾でよく見かける羅宋麵包と呼ばれるパンでやたらデカいのが特徴。これはまだ小さい方。
すごく甘そうなスイーツがズラリ。でも美味しそう。
左の黒い粒々のあるグレーのパンが気になりますね。今度買ってみよう。
このへんもちょっと台湾らしいですね。それにしてもこの渦巻きのケーキ、カットする前の状態ってすごい大きさですよね。
こちらが金賞を受賞したという「君城本家」のパイナップルケーキ。
3種類のフレーバーがあるのですが1箱にミックスして買うこともできるようです。
鳳梨酥、檸茶酥、桂圓核桃酥
というわけでパイナップルケーキを買ってみました。3種類のフレーバーがそれぞれ2個ずつ入った6個入りです。
鳳梨酥、檸茶酥、桂圓核桃酥(各2個)(222元)
■鳳梨酥
黒いパッケージは通常のパイナップルケーキ「鳳梨酥」。
それほど大きくもなく小さくもなくほどほどのサイズ。形はほぼ正方形ですね。
フィリングには2號仔という品種のパイナップルと冬瓜が使われています。2號仔は酸味が特徴なのですが冬瓜によってマイルドになり口当たりも滑らかです。生地とのバランスもよくてこれはなかなか美味しい。
■檸茶酥
緑のパッケージは通常のレモンと紅茶入りのパイナップルケーキ「檸茶酥」。
フィリングにはパイナップルの他に阿里山高山紅茶、それにイタリア産のレモンが使われた台洋折衷のパイナップルケーキです。甘さのなかに紅茶の良い香りとレモンの爽やか風味が感じられます。
■桂圓核桃酥
金色のパッケージは通常の龍眼とクルミ入りのパイナップルケーキ「桂圓核桃酥」。
フィリングには台南の東山産の龍眼を使った桂圓(龍眼のドライフルーツ)とアメリカ産のクルミが入っています。龍眼入りのパイナップルケーキってたいていかなり甘いのですが、クルミが入ることによって甘さがちょっと緩和されてますねー。コリコリとした食感もいいです。