台湾では最近レベルの高い個人経営のベーカリーをよく見かけます。台北だけでなく地方都市でもけっこうあるので台台湾を訪問するときの1つの楽しみになっています。さて台湾でベーカリーと言えばやっぱり有名なのは高雄の「吳寶春麥方店」ですね。ベーカリーのワールドカップと呼ばれる「Coupe du Monde de la Boulangerie」で優秀な成績を収めた人気店です。台北にも支店の「吳寶春麥方店(臺北信義旗艦店)」があってこちらではイートんも可能。美味しいパンをその場で食べることができますよ。
吳寶春麥方店(臺北信義旗艦店)
台北の旗艦店ではイートイン可能
「吳寶春麥方店」は本店の高雄の他に数店舗の支店がありますが今回は台北101近くにある「臺北信義旗艦店」にやって来ました。
かなり大きな店舗ですがこちらではベーカリーの他にイートインスペースがあるんですよ。
正面を入って左側がベーカリー、右側がイートインスペースです。まあ中で繋がってるんですけどね。
パンを中心にしたメニューがいろいろありますよ。もちろんベーカリーで買ったパンを食べることもできます。
中では繋がってるんですが満席の場合はこちらに並ぶ必要があるのでイートインしたいのであればちゃんと右側から入るようにしましょう。ベーカリーでパンを選んで食べる場合も同様で、「並ぶ」~「席を確保」~「(メニュー以外の場合)ベーカリーでパンを選ぶ」~「カウンターで注文・清算」という流れです。
店内にはかなり席数がありますよ。
メニューには「冠軍的滋味」という「吳寶春麥方店」の名を台湾中に知らしめた3種類のパンのプレートがあるのでおすすめ。それぞれベーカリーのワールドカップと呼ばれる「Coupe du Monde de la Boulangerie」で優秀な成績を収めています。
食べたいものが決まったらこちらのカウンターで注文しましょう。
というわけでその「冠軍的滋味」を注文してみまたよ。
冠軍的滋味(360元)
こちらが「吳寶春麥方店」を代表する3種類のパン。手前から「Coupe du Monde de la Boulangerie」で2016年に2位を獲得した「梅引茶香」、2010年に1位を獲得した「荔枝玫瑰」、2008年に2位を獲得した「酒釀桂圓」です。
どれも美味しいのですがライチリキュールが使われた「荔枝玫瑰」が個人的には好きですねー。食べるとほんのりとライチの甘い風味がしてとっても美味しかったですよ。
まずはそのまま食べてみて、その後にエシレバターやバルサミコ酢入りのオリーブオイルをつけて食べてみましょう。また違った美味しさが楽しめるはずですよ。
3種のパンの他に台北信義旗艦店限定の「春鹽布里歐(ブリオッシュ)」もついています。
パンの他にコーヒーやスープなども注文できます。このときはマンゴースムージーをいただきました。
芒果果昔(100元)
もちろんベーカリーで購入も可能、パイナップルケーキもあり!
ベーカリーでパンを買ってホテルで食べるのもいいですね。「酒釀桂圓」「荔枝玫瑰」「梅引茶香」などは冷凍すれば2週間ほど持つので日本に持って帰るのもありかも。
こちらがその「酒釀桂圓」。赤ワインの他にクルミ、桂圓(ドライ龍眼)が練りこまれたカンパーニュ(かな?)です。桂圓入りなのが台湾らしくていいですね。
3つの中では個人的に一番すきなのがこの「荔枝玫瑰」。2010年に世界チャンピオンを獲得したのがこのパン。ライチリキュールの他、玫瑰の花びら、ライチ、クルミなどが使われています。
こちらは「梅引茶香」。南投産の清境小葉紅茶や、梅、カシューナッツ、クルミなどが練り込まれています。
台北店限定の「玫瑰雙色可頌」と「MOMO麥方」。「玫瑰雙色可頌」は玫瑰のピューレ入りの2色のクロワッサン。「MOMO麥方」はピーチとクリームチーズ入りのパンです。
ネギパンやネギトーストなど台湾らしいパンも。
クリームパンやセサミトースト。
これは「紅豆法國」と書いてるので「あずきフランス」ってことかな。
「培根法國」なので「ベーコンフランス」。ベーコンエピですね。
パイナップルケーキもあるんですよ。有名ベーカリーということでお土産にも人気なのです。パイナップルケーキについてはこちらの記事を参照してください。
こちらは桂圓(ドライ龍眼)入りの「金富桂」。
1箱12個入りのギフトボックスもあります。
「金富桂」やレモンケーキの「翡翠香檸和菓子」などのギフトボックスも。
高雄にある本店の「高雄旗艦店」についてはこちらの記事を参照してください。
店舗情報
住所 | 臺北市信義區信義路五段124、126號1F |
営業時間 | 11:00~19:00 |
休日 | |
HP | 吳寶春麥方店 |
FB | 吳寶春麥方店 臺北店 |