台南には牛肉湯、サバヒー、ちまきなどいろんな名物料理がありますがぜひ食べてほしいのがタウナギ料理の「鱔魚意麵」。タウナギというのは日本人の良く知るウナギとは違って田や沼に生息する小型のウナギのこと。台北ではそれほど見かけることがないので台湾に行ったことがあっても知らない人は多いと思いますが、台南へ行くと専門店がたくさんあるんですよ。タウナギは決して見栄えはよくないのですが食べるとこれが実に美味しい。個人的には台南名物の中でも特に好きな料理です。というわけで今回は台南にある「鱔魚意麵」の専門店「阿輝炒鱔魚」を紹介したいと思います。
阿輝炒鱔魚
台北にも支店があるタウナギ料理の専門店
「阿輝炒鱔魚」は台南の名物タウナギ(鱔魚)料理の専門店。西門路と民族路の交差点にあるロータリー沿いにお店があります。台北にも支店があるみたいですね。
一見デカそうなお店に見えますが席はビルの1階の騎樓(ピロティ部分)に用意されているという台湾ならではの風景。
各席にオーダーシートが置いてあるので空いてる席を見つけて記入しましょう。
食べたいものにチェックを入れてテーブル番号を書けばOKです。
記入を終えたらオーダーシートを持ってカウンターに行って注文しましょう。
スープなしの乾炒鱔魚意麵
看板メニューの鱔魚意麵はスープありとスープなしがあります。どちらも美味しいのですが個人的にはスープなしが好き。ということで「乾炒鱔魚意麵」を注文。それと「旗魚黑輪」をいただきました。
乾炒鱔魚意麵(180元)、旗魚黑輪(60元)
箸やスプーンはこちらにあるので自分で取っていきましょう。
旗魚黑輪というのはカジキを使ったテンプラ(さつま揚げ)。中には卵が入っています。高雄や屏東の名物としてよく知られています。
さてメインの乾炒鱔魚意麵をいただきます。パッと見た感じ焼きそばのような印象です。具にはタウナギ(鱔魚)の身やタマネギが入っています。
タウナギ料理なので主役は当然「タウナギ(鱔魚)」なのですが実際この麺が美味しいんですよね。こちらのお店はやや薄味ですが甘酸っぱいタレを合わせて強火で一気に炒めて作られる「乾炒鱔魚意麵」は日本人好みの味だと思います。麺もほどよくコシがあって美味しいですね。
またタウナギ料理のお店ではモツを麻油で痛めた料理もよく見かけます。「阿輝炒鱔魚」でも「麻油炒腰子」「麻油炒豬心」「麻油炒豬肝」などあるのでおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台南市中西區西門路二段352號 |
営業時間 | 11:00~翌1:00 |
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