台湾のみならず海外へ出かけるときに必ず出てくる問題がインターネット接続の方法です。日本の通信キャリアにはパケット定額制サービスがあるわけですがこれが結構高いのであまり使いたくないんですよね。その点、台湾はフリーWiFiサービスが充実しているのでかなり便利。レンタルwifiを使っている場合でもこれらの無料wifiを利用すればじゅうぶん節約することができます。というわけで旅行に出かける前に台湾で使える無料wifiをしっかり調べておきましょう。
目次
国や自治体が提供する無料wifi
iTaiwan
台湾全土で展開されている無料Wi-Fiサービス。渡航前にオンラインで申請を行うことが可能。到着後、空港で申請したアカウントを有効化することによりすぐに使用可能となります。
※「iTaiwan」は2020年7月1日(水)から登録不要で利用可能になりました。
Taipei Free(台北フリー)
台北市が提供する無料wifiサービス。申請や登録は不要で誰でも利用することが可能。MRTの駅、病院、図書館、学校、行政施設など台北市の公共施設の多くは無料Wi-Fiの設備が施されています。
交通機関が提供する無料wifi
台北MRT(メトロ)
台北MRTの駅構内や電車内で利用できる無料wifi。路線も多く駅の数もたくさんあるのでかなり便利。また電車内で利用できるのも嬉しい。
高雄MRT(メトロ)
高雄MRTの駅構内や電車内で利用できる無料wifi。台北に比べると駅の数は少ないが「ここに来ればwifiが使える」という安心感はある。
國光客運の空港リムジンバス
國光客運の桃園區烤~台北市内のリムジンバスで利用できる無料wifi。空港の無料wifiと合わせて入国してから台北市に入るまでは無料wifiが利用できるということになる。
その他の無料wifi
寧夏夜市
寧夏夜市で利用できる無料wifi。夜市で利用できるのは嬉しいのだがよく接続が切れる・・・。
台北地下街(Y区)
台北駅北側にある台北地下街(Y区)利用できる無料wifi。こちらもあまり接続はよくないのであまり期待しない方がよい。
他サービスとの併用をおすすめ
いくら台湾の「無料WiFi」が充実しているといってもそれだけに頼るというのは正直おすすめしません。例えば街を歩いているとき「ちょっとGoogleマップで場所を確認したい」とか「これから行くお店の営業時間を調べたい」など、ネットに接続したいときっていうのは決まって「無料WiFi」が無いような場所にいるときなんですよね。
またトラブル防止という観点でも常にネットに接続できる状態を確保するというのは非常に意味があります。
「フリーWiFi」だけでカバーしきれない部分を補うのであれば「国際ローミングサービス」「プリペイドSIM」「レンタルWiFi」といった方法があります。
大手通信キャリアのブランド(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、ahamo、UQモバイルなど)を使っているのであれば「国際ローミングサービス」が利用できます。
ただ、キャリアによっては利用料金が高いので、その場合は現地の空港で「プリペイドSIM」を購入することをおすすめします。SIMフリーのスマートフォンを持っているのであれば利用することができます。
「SIMフリーのスマートフォンを持っていない」或いは「プリペイドSIMを使いこなす自信がない」というのであれば「レンタルWiFi」を使うという手があります。
利用料金はもちろんですが、レンタル機器の受取・返却方法やサポートなどそれぞれ特徴があるので自分にあったものを利用するとよいでしょう。