台湾の金門島を知っていますでしょうか? 台湾に属する島であることは分かると思うのですが、その場所がかなり凄いところにあるんですよ。台湾本島からずーっと西へ離れた場所にありすぐ目の前にはもう中国の福建省があるのです。知らないと「え、ここ台湾なの?」と思ってしまうに違いありません。さてそんな金門島ですがまだ台湾に行ったことがない、または数回しか行ったことがないという人がそうそうすぐに行くこともないと思います。でも金門島の名産品を扱うお店があったりするので行ってみると面白いと思いますよ。というわけで今回は台北で金門島の商品を扱うお店「聖祖食品」を紹介したいと思います。
聖祖食品
金門島の名産品を扱うお店
八徳路沿いにある金門島の名産品を扱う「聖祖食品」にやって来ました。最寄り駅はMRT小巨蛋駅で歩いて10分弱といったところでしょうか。
ではさっそく店内へ。お邪魔しま~す。
金門産の牛肉を使った牛肉乾(ビーフジャーキー)があります。これ美味しいんですよね~。でも残念ながら日本に持って帰るのは不可。買うなら滞在中に食べるしかありません。持って帰れたらたくさん買うんですけどね・・・
こちらは麺線。金門って麺線も有名なんですね。
これは海苔を使ったお菓子かな。
これです! これが今回の目的の「竹葉貢糖」。その名の通り竹の葉に包まれた「貢糖」と呼ばれるお菓子で砂糖、麦芽糖、花生(ピーナッツ)などから作られています。
けっこういろんな種類があるんですね。
ホロホロと崩れる繊細な舌触りのお菓子
というわけで「竹葉貢糖」を買ってみましたよ。
竹葉貢糖・原味(130元)
こんな感じに竹の葉にくるまれています。
中には「貢糖」が2つ入っています。食べると口の中でホロホロ崩れていきます。そして溶けるようになくなっていく繊細な舌触り。甘いピーナッツの香りが口の中に広がってとっても美味しいです。これは澎湖(ポンフー)で有名なお菓子「花生酥」によく似た味ですねー。
もう1つ買ってみました。これは竹の葉でくるまれていないタイプ。
花生貢糖(140元)
竹葉でくるまれているのとくるまれていないのではどう違うのか、というのが知りたかったので敢えて同じような味を選んだつもりだったのですが、袋を開けると全く予想外のものが。
これも「貢糖」? けっこう幅が広いんですね。これはもう見た目通りクランチな感じで先ほどの「竹葉貢糖」とは全く違った食感です。まあこれはこれで美味しいですが。
「竹葉貢糖」と一言で言ってもかなりバリエーションが豊富(竹葉で包まれていないものも含めて)なので今度来たらまた違ったタイプをいろいろと試してみたいと思います。